イメージし続けなければ現実にはならない
本日は電験一種二種の一次試験です。私も一種を取得するまでの10年間何度も受け続けました。二次試験は1年間しか有効でないため一次試験をパスして翌年に二次試験に合格しなければ再度一次試験からやり直しです。
一次試験は毎年8月末若しくは9月の頭に開催されるため、一次試験がある年は、折角の夏の旅行や帰省時も常に頭の片隅には電験があり、楽しみ切れなかった思い出があります。
電験一種二種は、二次試験が本番のため、一次試験は4科目を一発でパスして毎年二次試験を受け続けることが合格の可能性を高めます。ただ、4科目の勉強も必要な年は二次試験の勉強時間が少なくなり、一次試験をパスしてもその年は二次試験がボロボロのパターンが多かった気がします。そして1年間必死で二次試験の勉強をして二次試験に合格できず一次試験が復活する。このループにハマっていたのは苦い記憶です。
とはいえど、合格を信じて毎年諦めずに受検し続けることが重要です。毎年繰り返し勉強することで確実に記憶へ定着し実力がついてきます。不思議と数年繰り返していると一次試験の4科目を一発でパスすることは割りと容易になってきます。
合格をした年の数年前は二次試験の勉強に集中できましたし、二次試験が終わると”合格するかも”との手ごたえも得られるようになってきました。
電験一種二種は取得するまでは非常に困難な道ですが、資格を取得すると違う世界が待っています。発電所の主技が約束されたことにより仕事への余裕が生まれ、何よりも自分自身のブランドが向上します。ブランドがつくと周りの見る目も変わってきます。洋服やバックと同じように品質は同じでもブランドがつくだけで価値が高まり、人々はそれを欲しがり購入します。電験一種二種も同じです。ブランドというのは不思議なものです。
今回一次試験が残念な結果になったとしても、取得した時の価値を考えれば10年かけても取得する価値は十分あります。何事もイメージしないことは現実になりません。自分が取得した時のイメージを明確に持ち、毎年受検し続けることが合格への近道です。
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