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バンドマンとライブハウスとの関係性

ライブハウスは新人バンドの面倒を見てくれる

ライブハウスのブッカーは常に自身のハコでライブを行ってくれるバンドを血眼になって探しています。
ライブハウス側からしたら営業するために必死なんです。
なので新人バンドは他のハコに唾を付けられる前に囲っていたいという部分が多少なりともあります、そうすれば新人はある程度の面倒(ライブへのブッキングやアドバイス)を見てもらえます。

ただしデメリットもある

ライブハウス側も興行として行っています、なのでイベントの穴が埋まらなかったりするととりあえず出ろと言われることもあります、というかたくさんありました。

「ノルマなしにするから」「経験積んだほうがいいから」と様々な甘い言葉で出させようとしてきます、商売なので仕方がないですが自分自身で取捨選択をしていかないといけません。最悪バンドとしての価値すら落ちていきます。

ライブハウスを見極めることが重要

ライブハウスでもどんなジャンルが強いかバンドが出ているかといった色があります。
そのライブハウスの店長の推したい音楽によって変わってきたりします。
中にはオールジャンルでやっているところもありますが得意なジャンルがあることは確かです、そのハコの出身バンドを調べたりすると参考になります。
そしてその得意なジャンルと自身のバンドのジャンルがあっていることが重要です。
なぜなら対バン相手も同じようなジャンルになる確率が上がり、お客さんも同じジャンルが好きなので惹きつけやすいからです。

拠点となるハコを味方につける

拠点を作るだけで圧倒的に活動が有利になります。
例えば、
ツアーを組む際にライブハウス経由で行われる
・いいイベントに呼んでもらえる
・レコーディングや横のつながりを紹介してもらえる
・PAやスタッフが知り合いになるため音響等で理解を得られる

といったことが挙げられます。
バンドをやるうえで有利になるので拠点はあって損はないです。

ライブハウスの言いなりにはなるな

拠点となるハコを見つけ何度もライブに出させて貰いお世話になっているハコが出来たとします、そこで自身のバンドの意に反した要求が出てくることもあるかと思いますが全部言うことを聞くのは辞めた方がいいです。
当然そのハコの人のが様々なバンドを見ているため親切心でのアドバイスということもあるかと思います。

しかし最終判断し実行するのはバンドです、そこで納得できなければ遠慮なく断るべきです。

逆にそこでやりたくないことまでやり始めたらライブハウスに飼い殺され自滅していく未来しかありません。
仮に売れたとしてもそれでいいのでしょうか?

なので拠点としてのライブハウスを作ることは良いが意見の相違がでたら話し合ったりそれでも無理だと判断したらハコを変える判断もアリです。

視野が狭くならないように拠点は作りつつ他のライブハウスにも出演し話を聞ける状態を作るのがベストだと考えております。

以上が元ライブハウス勤務のバンドマンからの視点で思うことです。

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