見出し画像

【自炊】夏野菜の揚げ浸し

今年の夏は在宅ということもあり、冷蔵庫から出すだけで食べられるおかず、おつまみとしてすっかり定番になった揚げ浸し。

夏っぽい野菜を少なめの油で揚げ、漬け汁にぶっ込む。(トマトは湯むき)
とても簡単なのだけど、一人暮らしだと「揚げる」を妙に嫌う人が多いですよね。確かに、揚げ物用鍋、油切り、油の処理と考えると億劫かも...

自炊歴17年の僕の所感としては、
・揚げ物は工夫すれば簡単
・揚げて不味くなるものは無い(重要
といったところ。

いつものフライパンに底が隠れるくらいの油を注いで温める。今回みたいに大きくないものを揚げる時はそのまま入れて、適宜ひっくり返す。唐揚げなど大きなものはフライパンを傾けて少し深めに浸かるようにする。これで大体なんとかなります。

元の油も少ないので、揚げ終わると食材が油を吸うのでフライパンに残るのはキッチンペーパー3枚で吸い切れる程度です。

油跳ねは確かにありますが、1.2週に一回くらいはいつもよりコンロを掃除したい時があるじゃないですか。そういう時に被せると何かと都合が良かったりします。

一人暮らしの人、もっとカジュアルに揚げ物やれば良いのにな〜と日々思っています。

■夏野菜の揚げ浸し
ナス   2本
ゴーヤ  5.6センチ
ミニトマト5.6個
※他ピーマンやオクラ、ゴボウなんかも美味しい

水     300ml
だしパック  1つ
醤油    大さじ1.5
みりん 大さじ2

これはうちのタッパーにピタっと入る量。漬け汁がやや多めなので野菜をもう少し増やしても大丈夫。あとは、日曜日に仕込んだら金曜日までに食べ切れる量にするのがポイント。前に翌日曜に食べたら若干エグみを感じたので5日が目安。トマトはぜひ試して欲しい具材。何を隠そう生トマトが大嫌いな僕。プチトマトなんて嫌がらせでしかないんです。湯むき&漬けで人格が変わるのでトライしてみてください。

①漬け汁の材料を沸かし、沸騰したら弱火2.3分で火を止めておく。

②野菜は好きな大きさに切って上述のように油で揚げる。トマトは沸騰したお湯に30秒→冷水につけて湯むき。皮がめくれない時は薄く包丁で切り込みを入れてそこらむく。

③保存容器に揚げた野菜を敷き詰め、①の漬け汁を注ぐ。粗熱が取れたら冷蔵庫へ。

今回のナスは買ってから6日目で少しくたびれていたので、早めに食べ切るため小さめに切った(味の染み込みが早いので)ナスの大きさや形にあわせて縦に四等分の時もあれば、ずんぐりとさせるときもある。ゴーヤやピーマンの時は薄すぎない方が良い。

漬け汁は、栗原はるみさんのレシピ本の配合だと少し塩辛く感じた。醤油が多いと後半エグみが強かったのでこの配合。当日は薄味、5日目に向けて徐々に濃くなるが、塩辛くはならないギリギリのラインがこれだった。薄口醤油の場合は知らん。

キンキンに冷やして、ちょちょいと盛り付けてビールに添えると「お疲れ!」が聞こえてくる。温めても美味しい。お皿に他の食材と一緒に添えたり、カレーに乗せたりもする。

漬け汁は好みの薄さに水を足して素麺やざるうどんのつけつゆにもアレンジ可能。油のコクがあって美味しい。残った漬け汁大さじ3と残った具を小さめのフライパンで火にかけて溶き卵でとじてご飯に乗せた卵丼も美味しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?