運転免許を取りたいかもしれない

自分の病状について、どこまでnoteに書いたのかしっかりとは覚えていない。
もっと言うとどんな状況で症状が出るのか、いまいち自分でも把握できてはいないのだけど、確かなことは
人混み、密室、乗り物、暗闇の4つに対してはわかりやすく症状が出るということ。
特にきついのは電車で、地下鉄なんかだとかなりしんどい。

コロナ禍になる前の東京に染まりきった私の生活はほぼ地下鉄を中心に回っていて、車なんか要らねぇよって本気で思っていた。そんな人間が車なんか持っているはずがなく、運転免許すらも持っていないような状況だった。

適応障害になるまではそれで問題なく生活ができていたし、むしろその生活こそが自分に合っていると思っていた。

まさか自分が電車に乗れなくなるなんて考えもしなかった。未来が予想できないのは当然の事ながら、本当に想定外だった。

1番いいのは言うまでもなく完治すること。
電車に乗って生活が出来て、行きたい場所に行きたい時に行けること。
でもそう簡単な話じゃない。
電車は怖いし、人混みは怖い。
それを避けて生きるのは難しい。

そこで車だ。
車の中なら少なくとも人混みは避けられる。
電車よりも自由に移動ができる。
運転なんかしたことはないしする気もなかったけど、それで少しでも行動範囲が広がるなら、病状の回復に繋がるかもしれない。

問題は運転免許を持っていないことだ。
取るのにはどれくらいの時間がかかるのだろうか、金額はいくらだろうか。
あとで調べてみよう。

数ヶ月後、僕は運転免許を持っているかもしれないし、現状維持で家に引き篭もっているかもしれない。

未来のことは誰にもわからない。

(写真は今いる場所、光る足湯です。)