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2021年

2021年

今年も1年間ありがとうございました。
いままで以上に縁や出会いに感謝する1年になったなと感じています。

幼い頃に夢を抱き、いまもその中で生きていること。この時間がどれだけ貴重なことかを日々感じながら、いつかは終わりが来る限られたこの時間を最後まで精一杯味わいたいと思います。

先日チームメイトとクリスマスパーティをした時のこと。
食事の前に聖書を読み、1人ずつ日頃の感謝や家族への愛について自分の想いを話す機会がありました。そんな彼らのお祝いの仕方を知り、すごくいいなと思ったのと同時に、自分自身も口にして感謝を伝える大切さを改めて感じることができました。
中でもチームメイトの家族の方が話してくれた言葉がとても印象的だったので、それを今年の最後のブログにしようと思います。

“僕らは血が繋がっているわけでもないし、昔から知っている古い付き合いでもない。国も違えば、言葉も文化も育った環境も違う。

でもこうやって出会い、食事を共にして、喜びも悲しみも共有した時間を私はこれからも忘れることはない。

私は皆んなを本当の家族のように思っている。”

海外に出てこの言葉のような経験を何度もしてきました。その度にひとりの人間としてどう生きるかという事をいつも考えさせられるし、幸せはいつも自分の心の中に既にあるものなのだということも人との縁がある度に思わされます。

サッカー選手としてどれだけの結果を残せるか。それももちろん大事です。でもそれと同じくらい、どれだけ応援してもらえたか、どれだけ夢や勇気や感動を与えられたかということも大事だなと。

身体ひとつで世界に出て挑戦できて、国も文化も超えて、本当の家族のように思えるような人と出会えたこと。サッカーというスポーツに出会えて良かったし、ここまで続けてくることができたことに改めて感謝する機会になりました。

今年も本当に多くの人のサポートと応援があって、走り抜けられたこと。それは当たり前のことではなくて、とても幸せなことだと思います。

1年間を通して日本に帰ることはできませんでしたが、どこにいても、どんな状況になっても、応援してよかったなと思ってもらえるように、これからも突っ走っていきたいと思います。

2021年。本当にありがとうございました。

ではまた。

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“ It’s up to you “

Renshi

サポートは、サッカーを通じての挑戦に使わせていただきたいと思っています。