十角館の殺人が待ちきれない!
速報を聞いてから心待ちにしていた
huluオリジナル『十角館の殺人』がいよいよ今週金曜日に迫ってきました。
●『十角館の殺人』 あらすじ
原作を読んだのはかなり前のことなんですが、実はストーリーを全く覚えていません。
学生時代からミステリ小説にハマり、
赤川次郎をきっかけに、東野圭吾、アガサ・クリスティ、伊坂幸太郎・・・
好きな作家ができるとその人の作品を全部読まないと気が済まなかったので、古本の文庫本を読み漁っていました。
他にも、金田一少年やコナンなどの漫画、考察ドラマ、実際にあったミステリー系番組など、とにかく謎めいたものが解決してスッキリするのが好きなのかも知れません。
ただ、どんなに読み込んでも犯人は勘でしか当てられないし、伏線も見逃しまくるし、謎を解きたいわけではありません。
伏線回収や、どんでん返し、叙述トリック系が特に好きで、驚きたい、衝撃を受けたい、えーーーー!!って言いたい。脳汁だしたい。それだけです。
ドラマはまだ映像の分、ヒントがわかりやすいですが、活字だけの文字で謎が解けちゃう人は尊敬しますね。
そんな私の特技は『読んだ本の内容をすぐ忘れる』
これは本好きにとっては、ある意味メリットなんです。だって何回読んでも新鮮に楽しめるからコスパがいい。映像化した時も覚えてないからネタバレなし感覚で楽しめるし。
『十角館の殺人』はその最たる例。
ミステリ好きなら絶対に読んでいるといっても過言ではない名作中の名作。
・トリックの根幹が○○だということは覚えてる
・実写不可能なトリックなことも覚えてる
・最後の1行が衝撃なことも覚えてる
でもキャストを見ても予告動画を見ても犯人が誰だか全くわからない。
なんて好都合なんでしょう。
もしかして見ている途中で思い出すかも知れませんが、現状はまっさらな気持ちでhulu版を楽しみにしています。
実写化不可能な小説の映像化といえば、今年1月に公開された映画『ある閉ざされた雪の山荘で(原作:東野圭吾)』も観て来たのですが、観終わった後でも思い出さないほど全く覚えていませんでした…。
時代背景が違いすぎるのと、小説と結末が異なってる点はあるものの、構造や犯人は変わっていないというのに。この小説は構造が複雑だったので、原作を読んだ後もあまり理解できず記憶にないかのかも知れません。映画ではさらに複雑になっていたので、一層ピンと来ず…。実写化不可能な部分はギリギリ納得できる範囲でうまくやっていた印象ではあります。
『十角館の殺人』は漫画やアニメだったら表現も可能ですが、実際の役者さんが演じるとなると、本当に実写化不可能なトリックな気がするのですが、綾辻先生ご本人が「成功」だとおっしゃっているので信じます。
huluオリジナル『十角館の殺人』
3/22(金)朝10時より全5話一挙配信!
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