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ツイ廃文字書きがTwitterをやめた結果www

こんにちは
ルネッサと言います。

普段はBL小説とか漫画原作とか書いてます・・と言いたいところですが、最近は開店休業状態で、「書いてます」とか名乗っていいのかと悩むレベルです。

Twitterやめた話を書く前に、私がどういう理由でどういう感じでTwitterを使っていたかを説明したいと思います。

私はTwitterを交流目的で使っていました。
当時、これといった趣味もなく知らぬ土地に引っ越した私は、職場以外に知り合いもおらず、孤独でした。
Twitterをとりあえず始めたものの、何を書けばいいかわからず、年齢と性別を書けば変なDMが来て嫌な気持ちになることが多かったです。
そこでBL小説を募集しているプロモーション広告を見て、応募したのをきっかけに、小説を書き始め、BL小説仲間がものすごい勢いで増えていきました。
普通は趣味にハマる→Twitter→交流って順だと思うのですが、
私の場合は全く逆で
交流したい→Twitter→趣味にハマる
という順でした。

そんな不純な気持ちで始めたTwitterでしたので、絡む友達がたくさんいてめちゃくちゃ楽しかったのです。
正直、小説書くのも交流の一環みたいな感じで、「いつかプロになれたらいいな〜」なんて甘いこと考えるだけのパンピーでした。
ところがどっこい、色んな作品を発表したり応募していく中で私の中の比率がどんどん交流より小説に傾いていき、交流する友人もプロだったり、プロを目指してなっていく人が多くなっていきました。
私も自分なりに創作活動を頑張りました。

そして私もありがたいことに、漫画原作という形で商業に載せていただくことになりました。

・・・すると、
なんか世界が変わりました。

今まで教室の片隅ではびこるオタクの中学生のごとく「○○ちゃんの作品ってめっちゃ萌える〜」「わーいうんこうんこーー」って言ってたのが、
「このたび作品を発表いたします!よろしくおねがいします!!」みたいなちゃんとした場になってしまった…
「種袋ルネッサ」なんてPNを名乗るヤツが呟くことなんて本当に下品なことばかりでして…
そのうち「これ言ったら誰かを不快にするんじゃないか」「迷惑かけるんじゃないか」って思うになり、発言が減りました。
いや自意識過剰!ってのももう一人の自分が叫ぶわけです。
駆け出しペーペーの発言を誰が気にすんだって。それより他の人との交流を楽しんだほうが有意義じゃないかって。
ただ私の場合、漫画原作で作画の方がいるわけですよ。
自分の発言で万が一でも作品に迷惑がかかったらとんでもないし、
それがたとえ0.1%でも可能性があるなら防ぎたいと思うのが人情です。
気をつけて発言すればいいって?
それが出来ないので困っているわけです…。気を抜いたら下品発言が飛び出すし、日常的な愚痴も吐けば、えっちなイラストもリツイートしてしまいます。指が勝手にそうなるのです…。多くの場合、Twitterは頭で考えるのではなく、脊髄の反射で成り立っているので当然です。

そんなこんなで私の末期はたまに浮上してはフォロワーの宣伝をリツイートするだけのbotになっていました。
交流が減ると自然と減るのが作家活動。
え、なんで!?って感じですが、私の創作活動の動機が交流であったことからこれは必然とも言えます…。
書けないもどかしさが続く中、自分のアカウントに浮上すると周りの創作活動の状況がわかるわけです。
ランキングに乗ったとか、商業活動の報告とか、一日1万字書けたとか、輝かしい呟きが私のTLに溢れるのです……。

SNS―交流=マウント

いや、私の周りがマウンティングマンだったってわけじゃないですよ!!今までと変わらずご自身の活動を呟いていただけです。
自分の心がマウンティング取られる体制になっていただけです!!!
活躍するフォロワーを見て、すごいな、良かったなって思う反面、それに比べて自分は…ってなっちゃったんですよね……本当、バカすぎるwww
SNSがこんなにも辛いものだとは知らなんだ!!
そんな気持ちで呟く発言なんて本当にしょうもないし、それでいて「いいね」の数は気になるし、なんかそのうちなんのためのTwitterだ!?!?って疑問を持つようにまでなってしまいました。

そして、ついに・・・

衝動的に自分のアカウントを消してしまいました。
確かその時はフォローとフォロワー500人ぐらいだったでしょうか。
消す前は、自分にほんの少しでも興味を持ってくれた500人に申し訳ない、誰かに心配をかける、なにかとんでもないことが起きる…と思い込んでいました。

でも、消した瞬間……、自分に取り憑いていた悪霊が消えたみたいに心が軽くなるのを感じました。
さほど呟きもしないアカウントがひとつ消えただけで、こんなに気持ちが楽になるんだと驚きました。

そして、、、世界が変わりました。(2回目)

もう何を呟くこうか迷わなくていい
宣伝のRTしないとって追われなくていい
いいねを気にしなくていい
フォロワーの活動に落ち込まなくていい

失ったものも大きかったと思いますが、渡しの場合、得られたもののほうが大きかったです。
そうして自分の日常に集中することができました。
すると、、、意外にも再び創作意欲が芽生えてきました。
正直、もう二度と小説書けないかもしれないとまで思っていたのですが、再びパソコンに向かうことができました。

アカウントが完全に消滅する前に復活させようと思っていたのですが、
うっかり期限を過ぎてしまい、私のアカウントは完全に消滅してしまいました。
その間に心配になった人から連絡を受けたりして、申し訳ないなぁと思う反面、

まあ、このままでもいいかなって思う自分もいました。

めちゃくちゃわがままなんですが、自分のことを気にしてくれていたり、好いてくれてくれる人がいたら、待っててくれるんじゃないかなと思いました。
私なら、そうするなって。
Twitterで絡むだけが交流じゃないのではと思うようになりました。
Twitterをやめたあともフォロワーさんの作品を読んでますし、応援しています。
私も(皮肉なことに)Twitterをやめてから創作を再開したので、またなにかを発表したらその時に縁があればまた繋がれるんじゃないかなと思います。

そんなわけで、もしフォロワーさんで私を心配してここに来ている方が来たら、心配してくれてありがとう。私は元気です!!

もし、今SNSが辛くて消したいなって思ってる人がいたら、私はやめちゃっていいんじゃないと思います。
やめても、世界は変わりますが、生活は変わりません。
SNSのない生活を体験するのがいいと思います。
ありがたいことにだいたいのSNSには復活機能が備わっており、一ヶ月ぐらいは消しても元に戻れます。
だから、消しちゃって消したらどうなるか身を持って知ればいいんじゃないかなと思います。

またいつかTwitterに戻りたいなって思いますが、
次は今までと使い方を変えたいななんて考えています。
今まで交流を楽しみたい一心でやっていましたが、今後は人を楽しませるようなアカウントを目指したいです。
そんなこと言うから、ハードル高くなって辛くなるんだよwwwわかってます。わかってますwww
メンタル弱くても目標は高くありたいので、自分のペースでがんばります。

復活したらよろしくね!!

追記:商業で組んでいた作画の方から、私と似たような理由でアカウントを消したという連絡があり、めちゃくちゃ笑いました。似た者同士なのか、みんなぶち当たる壁なのか…

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