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音楽の魅力
お久しぶりです。
夢川れなです。
就活の進捗についてはまた別の記事でご報告したいと思うのですが、つい先程、とても心に響く出来事があったので、記録しておこうとこの記事を書き始めました。
みなさんには、今まで何気なく聞いていた曲がある時急に心に沁みた経験がありますか?
私は、先程初めて経験しました。
「誰かのために生きたって、君は君だよ」
ご存知でしょうか。V6の有名な曲、「HONEY BEAT」のサビの一節です。
何を隠そう、私はかれこれ5~6年になるV6ファンです。
周知の通り、彼らはこの11月1日で26年間のグループとしての歴史に幕を下ろします。
それが発表されてからこの半年ほど、私はどこかでその事実を受け入れられず、ここ数ヶ月はすっかり彼らから足が遠のいてしまっていました。
彼らの長い歴史から見ればそんなに長い期間ではないけれど、V6は私が一番長くファンを続けているものです。ずっとずっと大好きで、一番心を豊かにしてくれた高校~大学の多感な時期をずっと支え続けてくれた存在が無くなるというのは、やっぱり、物分りのいいファンのフリをしていても苦しいものでした。
正直に言うと、今でも受け入れられずにいます。彼らはずっと6人で、仲良しで、いつもは個人活動しかしない時のほうが多いけど、時々6人で集まってわいわいと盛り上がって、はしゃいで、歌って、踊っていてほしい。いなくならないでほしい。
でもこういう感情はやっぱりファンのエゴでしかなくて、彼らにとってはきっと迷惑な気持ちなんだろうな、って思うと、彼らを応援する気持ちと解散を惜しむ気持ちの板挟みで苦しくなってしまう。SNSなんかで繋がりのあった他のファンの方々が、比較的すぐに受け入れているように見えてしまったことも、苦しさの一因だったのかなぁなんて思ったりもします。
もちろん、それが悪いなんてことは全くなくて、みんな内心はきっと同じ気持ちで、でも彼らを悲しませないように、彼らに迷惑をかけないように。これまで私たちファンが彼らからもらったたくさんの勇気や感動や色んなものを、返したくて、新しい道へと踏み出した彼らの背中を押すために、そういうふうに振る舞ってたのかなって思います。
とにかく、そんなわけで、私はこの数ヶ月間、V6断ちと言っても過言ではない状況にありました。
曲も聞かない。テレビも見ない(まあ偶々出てる番組が付いてれば見てたけど)。雑誌も買わないし情報も追わない。
ファン失格だな、って感じの遠ざかり具合でした。まあ、就活が忙しくてそれどころじゃなかったというのもありますけれど。
そんな私だったのですが、先程、ふと思いついて、avex traxさんの公式YouTubeに上がっている2017年のV6のLIVE映像を見返していました。別にたいした理由もなく、ただなんとなく観たくなって。
久しぶりに観た彼らのパフォーマンスはやっぱりかっこよくて、かわいくて、楽しくて、大好きだなぁって、そうして観ていたら、ふとその歌詞が耳に止まったんです。
「誰かのために生きたって、君は君だよ」
あぁそうか、って思いました。
詳しいことは別の記事で書く予定ですが、今の私の状況は、家族のために大学院進学を前提に就活を続けている状態です。自分の意志を貫くなら今の内定先に就職を決めるけれど、私を思って苦言を呈してくれている家族を悲しませたくなくて、それを保留している状況です。
もうそれには大分納得していて、私は私自身の意志で今の状況を選んでいるけれど、本当にこのまま家族のために内定先を諦めていいのか、それは私の望む人生なのか、ってすごく悩んでいました。
私は、私が楽しく幸せに生きるために、自分の人生を選択していきたい。今の選択は楽しく生きるためじゃなくて、楽に生きるための選択なんじゃないのか、とも思います。だって、家族の意志に任せたほうが、目先のうえで楽なのは確かです。
なんだか、何を書きたいのかわからなくなってきてしまいました。
でも、先程の言葉は、今まで家族の望む道を進み、家族のために生きてきた私を、そしてこれからまた家族のために選択しようとしている私を肯定してくれたような気がして、少し気が楽になりました。
音楽が心に沁みるって、こういうことなのかな、って思います。
都合のいい考え方かな。
結局私はずっと家族に甘えているだけなのかもしれません。抜け出したければ、勝手に家を出ればいいのにね。
でも、それも出来なくて、苦しい。
私は何をしたいんだろうなぁ。
とにかく、少し心が軽くなる出来事があったよ、という報告でした。
音楽ってやっぱり素敵ですね。
また、V6の曲をたくさん聞こうと思います。ラストライブも、バイト休んで、観るよ。
それでは、また。
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