来月はステージレース2連チャン(Beyond The Ultimate, Racing The Planet)なので、そろそろ装備を揃えないとなあと、重い腰を上げて準備を始めました。
ステージレースのバックパックは2018年サハラマラソン以降、RaidLight Gilet Responsiv 20L (Elsabet Barnesモデル)を愛用しています。
2017年販売開始、ロールトップのベスト型でソフトフラスク(600ml x 2)付き。
それまでは、Ospreyのハイキング用バックパック、Raid Light Ultra Olmo 20L(+フロントバッグ)、WAA MDS公式ザックと使ってきましたが、行き着いたところが、このGilet Responsivなんですね。
※因みにGilet(ジレ)はフランス語でベストの意味
このモデルを気に入っている理由は以下の通り。
・筒型の大容量(20L)
・前面・背面ポケットの収納力も良し
・ベスト型で体に密着調整可能
・荷物が少なくなったら筒型の上部を丸めてコンパクトにできる。
・ベスト型なのでお腹周りがスッキリ。
(着脱が面倒臭いからフロントバッグ、ウエストポーチはつけない)
もちろん、
・付属のソフトフラスクはいらない。
(自転車競技用のハードフラスクを使っているため)
・背面につけるゼッケンがつけにくい。
・ザックそのものの軽量化を実現している生地が他社製品より薄めなので下手に雑に扱うと破けたりしてしまうリスクあり。
というマイナス面はあるのだが、それが霞んでしまうほどに気に入っています。このザックに入る分だけの装備、食料しか持って行かないようにしておけば、おのずと重量が水なしで8kg以下に収まります。
が、しかし、
現在、このモデルはもう生産されていなくて、どこを探しても在庫なし。
今使っているやつは、6年目に入り、かれこれ14レースで使用したため、もう前面の収納部分がボロボロ、真っ白だったザックは砂漠色に染まり、所々に(安全ピンのせいで)穴が空いていたり、、もう年内で寿命を迎えるだろうなと思っているだけに大ショックです。
その間に、他のRaidLightのベスト型バックパックを使ってみたこともあるんですが、合わなかったんですよね。レース最初の2−3日間はザックの重量で肩がめっちゃ痛んだんですよね。今までそんなことはなかったので使用をやめて、トレファクに買い取ってもらいましたよ。
私の愛用ザック、RaidLight Gilet Responsiv 20Lに代わり得るザックはないものかと先月あたりから探していたら、何となんと、奇跡的にフリマアプリで1つだけ新品同様の同モデルを見つけちゃったんですよね。良かったー。これでもう5年くらいは行ける。
と、ステージレースをやればやるほど、個人的嗜好とかこだわりとか出てくると思うんですね。中にはベスト型ではなく、腰紐で荷物を支えるタイプが良いとか、荷物の重量バランスを取るためにフロントバッグもあった方が良いとかいう人もいるわけです。これは個人のレーススタイルから来る好みの問題だと思ってます。
そんなタイミングで、トレランやステージレースに特化したイギリスの写真家、サハラマラソンのレースレポートでもお馴染みのイアン・コーレスが「ステージレース、マルチデイ、ファストパッキングに向くバックパックは何?」というブログ記事をアップしていました。
とても良い記事で、基本的な考え方となる部分、重要となる部分を抜粋し、簡単に和訳をつけておきます。和訳の強調部分は私が特に良いと思ったところです。
色々な人の話を聞いて、試して、自分に合いそうなものを取り入れれば良いと思います。バックパックは色々なものを試せれば良いのですが、さすがに結構な値段になるので何種類も取り寄せることができませんよね。どこかにないかな、各種ブランドお試しできるようなところ、、。
以上、レースの装備準備中の現場からでした。