【人は忘れられない生き物】記憶は貴重な財産
人は忘れられない生き物。
最近、臨床心理士さんとお話する機会がありまして。持病の状況など踏まえて色々シェアさせていただきました。
そのなかで思ったこと。
記憶はいつまでも残っているものだなあと。
適応障害になったときや
うつ病を診断された時のこと、
実は昨日のことのように覚えていて。
その時の感情や情景も鮮明に。
【人は忘れる生き物】
といわれるけど、これも間違いなくて。
昨日食べたものを
覚えていないとか私は全然ありますし、
恋愛でも「どこが好きだったんだっけ?」みたいなこととか、
学生の頃先生に怒られたこととか、
「あの頃はグサッと来たけど何だかんだ忘れている」っていうことって結構あって。
努力をしなければ、
人の記憶は簡単に消えてしまう。
意外にも儚いもの。
ただ、本当にショッキングなことや辛いこと、
逆に飛び跳ねるくらい嬉しかったことって案外覚えているんですよね。
良くも悪くも、
忘れたくても忘れられない、
記憶として残っている。
トラウマや辛い記憶は私も持っていて、
急にフラッシュバックして途端に体調崩すこともあります。
でも、たぶん、
この長いようで短い人生の中で
忘れられない記憶があるのって
かなり貴重なのかなって思ったりもしています。
人が次から次へと取りこぼしていくなかで、
ちょっと横柄に頭の中を占領しているのが記憶。
それだけ本気だったからこそ、
断片的だとしてもずっと頭に残っている。
もちろん、
時に私生活に支障が出るほどの
トラウマになることもあるので、
全部が全部いいというわけではありません。
あくまでも、私の頭の範囲内でね。
忘れ去られていくのが当たり前の世の中で、
いつまでも記憶に残るような経験をしてきたこと。
当時は辛いし何なら今も辛いけど。笑
でも、一旦、
「頑張ったよね」って
少しでもホッとできれば。
少しでも受け止められれば、
それはそれで良いのかなって。
一番は忘れられない「嬉しい記憶」を残していくことですが😊
そんなことをぼやぼやと思っていたら、
自分のこれまでの経験も記憶も、
無理に忘れる必要はなくて。
むしろ、
いつか誰かが困っているときに
手を差し伸べられるように
大切にしまっておこうかな、なんて思っています。
辛い記憶をたくさん作ってきた方が、
これから嬉しい記憶をたくさん残せますように🍃