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i.D.E社労士塾 閉塾の悲報

本日、衝撃のニュースがTwitterで流れてきました。
井出塾長率いるi.D.E社労士塾が閉塾するというのです。
カリスマ講師の講義がもう聞けないという事に、多くの方が涙をのんだのではないでしょうか。

今回はいつものテイストとは違いますが、少しだけこちらの塾について書かせてください。

初学者の時に初めて知ったi.D.E社労士塾

私がi.D.E社労士塾を知ったのは、ちょうど直前期に差し掛かろうとしていた4月頃だったと思います。
社労士試験には模試が大事。そう思っていた私は、Googleで各学校の模試の評判を調べに調べていました。
すると、とある模試の評価でこんな文言が並んでいるのです。

「良問」
「択一の350肢は全て必須」
「深い理解を気づかされる」

これは申し込むしかない。すぐに模試の申し込みをしました。

始めて受けた模試

i.D.E社労士塾は比較的開催時期が早く、私にとっては社労士受験生になって初めて受けた模試でした。
緊張をしながらも、そこそこの自信はありました。基礎的な問題集はあらかたやり終わったし、過去問だって学習が進んでいる。そういった気持ちで受けた模試。

午前の選択式の試験を受けて手が震えました。本当にわからない問題だらけなのです!
i.D.E社労士塾の模試は中間模試から法改正項目もバンバン出題されますし、一般的な基礎問題集で聞かれる論点とは違う論点で正誤判定が要求され、初学者で1周学習を終えた程度の私では文字通り手も足も出ませんでした。

自己採点の結果は、なんと択一式21点。しかも、学習したばかりの項目である社会保険科目(社一を除く健保、国年厚年 合計30点満点)でたったの5点しか取れなかったのです。自己採点をした時は正直眩暈がしました。これ本当に合格できるの…と不安になったのは言うまでもありません。

i.D.E社労士塾 中間模試の価値

噛めば噛むほど味が出る、この言葉があっているかはわかりませんが、本当によく練られた良問揃いでした。うろ覚えを許さない問題、真に理解を求める年金科目の問い、初学者の当時私に足りなかったものをまざまざと見せつけてくれたのはこの模試でした。

そして、解答解説のCD(ダウンロード音源)。これが秀逸でなんどもなんども通勤時に聞き直し、理解を深めていきました。井出先生のお話の中に、「今回の模試が20点台でも受かる人がいる。という言葉があり今も耳に残っています。
「模試の結果が大事なのではなく、そこから自身を分析し、本試験までに弱点を補強する」
この大切な考え方を根付かせてくれたのもこの模試がきっかけでした。

私は別記事にて、社労士試験対策でお金をかけてよかったものをランキングしています。
この中間模試は堂々の第一位にランキングしていました。今後この模試が受けられないのは悔やまれます。


最後に

私はi.D.E社労士塾の中間模試をきっかけに、初学者の時は一気に学習のギアが上がったのを覚えています。
択一式21点だったのが、本試験で択一式総合点足切りなしまで引き上げるきっかけは間違いなくこの模試でした。

模試をきっかけに、法改正ゼミ、一般常識ゼミ、横断ゼミなど様々な講義で先生の素晴らしい講義を拝聴していました。いつの日かまた井出先生の解説が聞けることを願って。

Twitter:@ren_sharoushi

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