常識をひっくり返してみる
よく、「常識を破れ、疑え」とか目にする。それが大事そうなのはなんとなく分かったり、自分でもそうしたいと考えたりするだろう。でも、一体どうやって「常識を破れ」ばいいというのだ?それに対する1つの方法を授けよう。それは、「ひっくり返す」だ。
常識を逆にしてみるのである。なんでもいいから常識をひっくり返してみると、頭が柔軟になる。そして、常識というものがいかに私たちを強く支配しているかがわかる。そこからやがて、新しいものが生まれてこないとも限らない。
例えばの話。例えばよ。働くことや結婚することについて取り上げてみよう。まず、世間一般の常識だとこうだ。
「いい大学を出て就職して、結婚して子供を産むのがいい人生だ。」これを逆にしてみる。
「いい大学を出ないで就職しないで、結婚しないで子供を産まないのがいい人生だ。」
これによって、
・俺は独立志望だしあるいは自分の居酒屋をゆっくりできればいいから、たしかに大学はそこまで重要じゃない。
・結婚するのや子供を産むのって、親がそう望んでるからだよな。ほんとは1人で気楽に生きたいのに。
みたいに、本来の自分の意思に気づけるかもしれない。常識の殻を破り、自由な新しい発想ができるかもしれない。ストレスから解放されるかもしれない。(いい大学出ることも、結婚も、人によっては素晴らしいもの。それを否定してるわけじゃないのでよろしく。)
あとは、歴史の授業とかどうだろう。普通の歴史の授業って、過去から未来にかけて教わっていく。それをひっくり返す。まず、今現代のことを教える。そして、なぜ今この状態なのか?と少し前に遡る。こうやって今→昔へと逆に歴史を勉強してみるとか。この方が興味が継続しそう。そういった本や授業があってもいいんじゃないかな。
こんな感じで、「常識を逆にして」みよう。「常識はこうだよな」「普通はこうだよな」っていうことが頭に浮かんでみたら、逆にして考えてみる。そうしたら、新たな考え方や価値観に出会えそう。新しい制度とかも生まれそう。