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欧州5大リーグ強豪クラブの移籍事情~第2部(11):各クラブ過去5年の移籍動向(アトレティコ・マドリー編)~

Lemです。今回アトレティコ・マドリー編をお送りします。残り2チーム資料はできているので、ササっと終わらせて私が一番投稿したかったまとめに入りたいと思います。

では、早速本編へ。

説明

これからの加入選手表記について以下のようになります。
選手名(前所属/移籍金/移籍前チーム成績/移籍後チーム成績)
また、退団選手表記について以下のように表記します。
選手名(移籍先/移籍金/所属チーム成績/移籍後チーム成績/移籍金ー獲得時の移籍金)

今回取り扱う移籍は他チームへ、他チームからの移籍のみです。Bチームからトップチームやユースからトップチームの人の動きは載せていません。

アトレティコ・マドリー

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21/22
加入選手

・ロドリゴ・デ・パウル(ウディネーゼ/35.00m€/184試合34G36A/23試合1G2A)
・マテウス・クーニャ(ヘルタ・ベルリン/26.00m€/40試合13G10A/17試合3G1A)
・マルコス・パウロ(フルミネンセ/フリー移籍/65試合11G10A/0試合)
・バンジャマン・ルコント(モナコ/ローン移籍)
・アントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ/ローン移籍/買取義務条項付)
トップ昇格選手0人
移籍金合計61.00m€
退団選手

・ニコラス・イバニェス(パチューカ/3.00m€/0試合/15試合2G/+3.00m€)
・フランシスコ・モンテーロ(ベシクタシュ/750k€/14試合/28試合2G/+750k€)
・アクセル・ウェルネル(退団/3試合2CS/-800k€)
ローン移籍8人
移籍金合計8.75m€

20/21
加入選手
・アルバロ・モラタ(チェルシー/35.00m€/72試合24G6A/61試合22G6A)
・ヤニック・カラスコ(大連人職業/27.00m€/52試合24G17A/198試合33G36A)
・ジョフレイ・コンドグビア(バレンシア/15.00m€/104試合7G6A/45試合)
・ルイス・スアレス(バルセロナ/7.00m€/283試合195G113A/62試合29G5A)
・イヴォ・グルビッチ(ロコモティヴァ/3.50m€/74試合22CS/1試合1CS)
・ムサ・デンベレ(リヨン/ローン移籍/買取OP付)
・ルーカス・トレイラ(アーセナル/ローン移籍)
トップ昇格選手1人
移籍金合計89.00m€
退団選手

・トーマス・パーテイ(アトレティコ・マドリー/50.00m€/188試合16G12A/50試合1G3A/+50.00m€)
・カイオ・エンヒキ(モナコ/8.00m€/1試合/64試合13A/+7.70m€)
・ニコラ・カリニッチ(ヴェローナ/1.80m€/24試合4G1A/29試合5G1A/-12.70m€)
・アントニオ・アダン(スポルティング/フリー移籍/7試合3CS/59試合33CS/-1.00m€)
・ジエゴ・コスタ(退団/216試合83G36A/-23.5m€)
ローン移籍8人
移籍金合計83.30m€

19/20
加入選手

・ジョアン・フェリックス(ベンフィカ/127.20m€/43試合20G11A/91試合21G11A)
・マルコス・ジョレンテ・モレノ(レアル・マドリー/30.00m€/39試合2G/99試合18G18A)
・マリオ・エルモソ(エスパニョール/25.00m€/59試合4G/84試合2G2A)
・キーラン・トリッピアー(トッテナム/22.00m€/114試合2G24A/85試合11A)
・レナン・ロディ(アトレチコPR/20.60m€/50試合4G8A/96試合2G6A)
・フェリペ(ポルト/20.00m€/142試合11G6A/89試合4G1A)
・イヴァン・シャポニッチ(ベンフィカB/500k€/68試合14G2A/5試合)
・エクトル・エレーラ(ポルト/フリー移籍/245試合35G35A/62試合1G4A)
・ニコラス・イバニェス(サン・ルイス/フリー移籍/115試合57G7A/0試合)
・ヤニック・カラスコ(大連人職業/ローン移籍/買取OP付)
トップ昇格選手2人
移籍金合計245.30m€
退団選手

・アントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ/120.00m€/275試合140G53A/102試合35G17A/+66.00m€)
・リュカ・エルナンデス(バイエルン/80.00m€/110試合1G4A/81試合1G5A/+80.00m€)
・ロドリ(マンチェスター・シティ/62.70m€/47試合3G1A/128試合9G8A/+42.70m€)
・ジェルソン・マルティンス(モナコ/30.00m€/12試合1G/95試合15G11A/+8.00m€)
・ルシアーノ・ビエット(スポルティング/11.00m€/38試合3G5A/40試合9G7A/-9.00m€)
・ベルナール・メンサ(カイセリスポル/2.80m€/0試合/60試合11G12A/-3.20m€)
・ディエゴ・ゴディン(インテル/フリー移籍/389試合27G14A/36試合2G1A/-8.00m€)
・アンドレ・モレイラ(ベレネンセス/フリー移籍/0試合/38試合15CS/-350k€)
・フィリペ・ルイス(フラメンゴ/フリー移籍/333試合12G30A/111試合3G5A/-16.00m€)
・ヘクター・ヘルナンデス(フエンラルダル/フリー移籍/2試合1G/8試合1G1A/-250k€)
・フアンフラン(サンパウロ/フリー移籍/355試合6G41A/56試合3A/-4.25m€)
ローン移籍7人
移籍金合計309.00m€

18/19
加入選手

・トマ・レマル(モナコ/72.00m€/127試合22G33A/126試合8G15A)
・ジェルソン・マルティンス(スポルティング/22.00m€/140試合27G30A/12試合1G)
・ロドリ(ビジャレアル/20.00m€/84試合2G6A/47試合3G1A)
・ニコラ・カリニッチ(ミラン/14.50m€/41試合6G6A/24試合4G1A)
・サンティアゴ・アリアス(PSV/11.00m€/172試合10G21A/51試合1G3A)
・ホニー・オット(セルタ/7.00m€/221試合5G12A/0試合)
・ネウエン・ペレス(アソシアシオン・アトレティカ・アルヘンティノス・ジュニアーズU20/2.00m€/4試合/0試合)
・アントニオ・アダン(べティス/1.00m€/165試合54CS/7試合3CS)
・アルバロ・モラタ(チェルシー/ローン移籍/買取OP付)
トップ昇格選手1人
移籍金合計167.50m€
退団選手

・ホニー・オット(ウルヴァ―ハンプトン/21.00m€/0試合/95試合3G5A/+14.00m€)
・ケヴィン・ガメイロ(バレンシア/16.00m€/82試合27G11A/121試合24G12A/-16.00m€)
・ディオゴ・ジョッタ(ウルヴァ―ハンプトン/14.00m€/0試合/131試合44G19A/+7.00m€)
・ガビ(アル・サッド/フリー移籍/414試合10G43A/56試合1A/-3.00m€)
・エミリアーノ・ベラスケス(バジェカーノ/フリー移籍/0試合/76試合2G5A/-1.00m€)
・フェルナンド・トーレス(サガン鳥栖/フリー移籍/371試合124G17A/40試合7G2A/+38.00m€)
ローン移籍13人
移籍金合計57.90m€

17/18
加入選手

・ジエゴ・コスタ(チェルシー/60.00m€/120試合58G24A/216試合83G36A)
・ビクトル(セビージャ/35.60m€/177試合28G44A/101試合7G9A)
トップ昇格選手0人
移籍金合計95.60m€
退団選手

・ヤニック・カラスコ(大連人職業/30.00m€/199試合/33G36A/52試合24G17A/-12.00m€)
・テオ・エルナンデス(レアル・マドリー/24.00m€/0試合/23試合3A/+24.00m€)
・オリベル・トーレス(ポルト/20.00m€/57試合2G4A/146試合12G22A/+20.00m€)
・マティアス・クラネビッテル(ゼニト/8.50m€/11試合/52試合3A/+2.50m€)
・ニコラス・ガイタン(大連人職業/5.50m€/49試合4G5A/30試合2G9A/-19.50m€)
・ハビエル・マンキージョ(ニューカッスル/5.00m€/17試合1A/96試合1G7A/+5.00m€)
・アウグスト・フェルナンデス(北京人和/4.50m€/34試合1A/34試合3G/+500k€)
・ラファエル・ボレ(リーベル・プレート/3.50m€/0試合/149試合56G18A/-1.50m€)
・アマト・エンディアイエ(ヘタフェ/3.00m€/0試合/61試合4G5A/+3.00m€)
・ミゲル・アンヘル・モジャ(レアル・ソシエダ/フリー移籍/67試合33CS/37試合11CS/-3.00m€)
・アレッシオ・チェルチ(ヴェローナ/フリー移籍/11試合1G1A/25試合3G4A/-14.00m€)
・ティアゴ・メンデス(引退/228試合19G14A/±0)
・ギリェルメ・シケイラ(退団/44試合1G3A/-10.00m€)
ローン移籍8人
移籍金合計104.00m€

アトレティコ・マドリー移籍動向

アトレティコ・マドリーはここ5年で完全移籍、フリー移籍、ローン移籍で32人獲得、完全移籍、フリー移籍で38人退団している。

選手獲得に要した移籍金は658.40m€、選手退団に伴って得た移籍金は562.95m€であり、選手移籍によって95.45m€の損害を出している。

退団選手38人のうち、利益を残した選手は17人。

32人の獲得選手のうち、完全移籍が24人、フリー移籍が3人、ローン移籍が6人である。このうち、国内リーグからの移籍が9人、プレミアリーグ、プリメイラリーガから5人獲得しており、他にも南米のチームやメキシコ、中国といった欧州外、5大リーグのチームやクロアチアのチームといった欧州内から選手を獲得している。

アトレティコ・マドリーのトップチームでの出場がないまま退団した選手は9人。

ここ5年で移籍金が高かった選手ベスト5
1位 ジョアン・フェリックス 127.20m€
2位 トマ・レマル 72.00m€
3位 ジエゴ・コスタ 60.00m€
4位 ビクトル 35.60m€
5位 アルバロ・モラタ 35.00m€
5位 ロドリゴ・デ・パウル 35.00m€

ここ5年で利益を残した選手ベスト5
1位 リュカ・エルナンデス +80.00m€
2位 アントワーヌ・グリーズマン +66.00m€
3位 トーマス・パーテイ +50.00m€
4位 ロドリ +42.70m€
5位 フェルナンド・トーレス +38.00m€
(フェルナンド・トーレスは18/19シーズンにフリー移籍しており、この移籍では利益を残していないが、過去の加入、退団を総合的に見ると38.00m€の利益を残している。)

最後に

今回はアトレティコ・マドリーの移籍動向について紹介しました。どう感じましたでしょうか。

フェルナンド・トーレスのように、過去に在籍し、移籍、そして再加入した選手でここまで利益を残している選手はここ5年ではいなかったので、ピッチ内外で大きな利益をもたらしている選手なんだなと感じました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次の投稿はリヴァプール編です。

クラブ紹介は次が最後になります。よかったら読んでみてください。

では、また。


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