21/22ドイツ・ブンデスリーガ第25節マインツ対ドルトムント試合予想

Lemです。今回は21/22ドイツ・ブンデスリーガ第25節マインツ対ドルトムントの試合予想をしていこうと思います。

前節ドルトムントは離脱者が続出し、特にCBは本職がポングラチッチのみというかなり苦しい状況でしたが、クリーンシートを記録し、1-0で勝利ということで、降格を争うチームとの対戦とは言え、嬉しい結果となりましたね。

日程としては、厳しいですが、今節もしっかりと勝ち点3を取りたいですね。

では、本編へ。

両チーム基本情報

HOME：マインツ
24節消化時点10位(24試合10勝4分10敗得点35失点29)
・怪我人情報
ジェレマイア・シン=ジュステ(肩の負傷)、デラノ・ブルフゾルフ(心筋炎)
・その他情報
☑アレクサンダー・ハックは累積警告のため出場できない。
☑ドミニク・コールは前節レッドカードを提示されているため、出場できない。
☑感染した選手全員が隔離を終えているものの、具体的にどの選手がコロナに感染したか発表していないため、どの選手が起用できるかは現状わからない。
☑試合延期の理由となった全3GK(ロビン・ツェントナー、フィン・ダーメン、ラッセ・リース)も隔離を終えているものの、正GKであるロビン・ツェントナーがコンディション的に起用できない可能性が非常に高く、その3選手のなかでも「経過が緩やかだった」本来セカンドチームを主戦場とするGKラッセ・リースが起用される見込み。
・累積警告の可能性
アーロン・マルティン(イエローカード4枚)、アントン・スタッチ(イエローカード4枚)

AWAY：ドルトムント
25節消化時点2位(25試合17勝2分6敗得点65失点37)
・怪我人情報
マテウ・モレイ(復帰途中)、マルセル・シュメルツァー(復帰途中)、ダン＝アクセル・ザガドゥ(復帰途中)、トマ・ムニエ(腱断裂)、ユスファ・ムココ(ハムストリング損傷)、ステファン・ティゲス(足首骨折)
・その他情報
☑マルコ・ロイスは回復しているものの、休養しており、出場しない。
☑ラファエル・ゲレイロも出場できない。
☑マッツ・フンメルスは復帰しているが、起用できるかどうかはまだわからない。
☑マヌエル・アカンジは今節出場することができないが、週末のケルン戦で復帰する可能性がある。
・累積警告の可能性
マフムート・ダフート(イエローカード4枚)

スタメン予想

HOME：マインツ
フォーメーション：[3-5-2]
GK：リース
DF：ニアカテ、ベル、ヴィドマー、アーロン、ブロジンスキ
MF：イ・ジェソン、シュタッハ、バレイロ
FW：オニシウォ、ブルカルト

ホーム、マインツのスタメンは今節怪我や累積で確実に出場できない選手を除き、これまでの起用から予想しました。

コロナに感染し、復帰した選手が14人おり、具体的にどの選手が感染してしまったかまではわからないので、不確実な部分がかなりあります。

ボ・スベンソン監督が「セカンドチームの選手が10人先発するようなことはない」と言っていましたが、裏を返せば、非常に多くの選手のコンディションが悪いということが伺えるので、この予想通りにはほぼ確実にならないと思っています。

AWAY：ドルトムント
フォーメーション：[4-3-1-2]
GK：コベル
DF：パスラック、ポングラチッチ、シュルツ
MF：ジャン、ダフート、べリンガム、ブラント、レイナ
FW：マレン、ハーランド

まず、フォーメーションは4-3-1-2。前節ビーレフェルト戦でも途中このような形が見られましたが、4-3-3、4-4-2、4-3-1-2と試合のなかで変えていくのではないかなと予想しています。相手が3-5-2の可能性が高いので、本当は3-4-3が理想だと考えますが、フンメルスは頭から出場できないと仮定して4バックにし、コンディション不良のマインツに対して、選手個々が質で圧倒し、あえて、真っ向からぶつかりに行く感じにローゼはしそうだなと思ったので、このように予想しました。

GKはコベル。最終ラインは左からパスラック、ジャン、ポングラチッチ、シュルツ。ここは前節から変更なし。よかったから変更なしというよりかは、現状これしかないに近い状況。パスラックは前節非常に可能性を見せたため、今節もスタメンと予想。

中央3枚はダフート、べリンガム、ブラント。ヴィツェルは前節スタメンでフル出場しているため、最近の起用から見るに日程が詰まっている状況での2試合連続スタメンはないかなと思い、ベンチスタートと予想。また、前節のように、ブラントではなく、ヴォルフというのもかなり考えられる選択肢となる。ただ、今節はハーランド、マレンを同時起用すると予想しているので、ヴォルフはベンチスタートと予想。

トップ下はレイナ。2トップはマレンとハーランド。前節の働きから考えるにアザールを外すことはロイスが復帰していないということも考慮すると考えにくいが、相手のチーム状況を考えるとレイナを頭から起用する可能性はかなり高いのではないかなと思い、期待と見たいという気持ちを込めてスタメン予想。

データから見るマインツ対ドルトムント

リーグ戦直近5試合の成績
HOME：マインツ

マインツのリーグ戦直近5試合の成績は2勝1分2敗(得点8失点8)。25節、26節が延期されたため、2週間以上試合をしていない。

AWAY：ドルトムント

ドルトムントのリーグ戦直近5試合の成績は3勝1分1敗(得点13失点6)。直近5試合中3試合でクリーンシートを記録しており、2試合連続複数得点なし。とドルトムントにしては珍しい成績となっている。現在4戦連続無敗。

マインツ対ドルトムント対戦成績

マインツホームの直近5試合の対戦成績はドルトムントが4勝1分と負けなし。マインツホーム通算成績では、ドルトムントが15試合9勝3分3敗と大きく勝ち越している。現在マインツホームではドルトムントが4連勝中、6戦負けなし。

また、ドルトムントホームの直近5試合の成績はドルトムントが2勝1分2敗と五分。ドルトムントホームの通算成績では、ドルトムントホームが16試合9勝5分2敗と大きく勝ち越している。

通算成績では、ドルトムントが31試合18勝8分5敗と大きく勝ち越している。

ボ・スベンソン監督対マルコ・ローゼ監督対戦成績

これまでの対戦は2度。2戦1勝1敗と全くの五分。

ボ・スベンソン監督対ドルトムント対戦成績

これまでの対戦は3度。ボ・スベンソン監督が3戦1分2敗とこれまで勝利したことがない。

マルコ・ローゼ監督対マインツ対戦成績

これまでの対戦は5度。ローゼ監督が5戦4勝1敗とこれまでの対戦で負けたのは1度のみ。

注目選手

HOME：マインツ
GK　32　LASSE RIESS(ラッセ・リース)
正GKであるツェントナーの起用できる可能性が非常に低いことから、先発起用が見込まれるセカンドチームを主戦場とするGK。今シーズンはドイツ4部に相当するレギオナルリーガ・ズュートヴェストで18試合に出場し、失点16、クリーンシート10回を記録している。クリーンシート10回は今季レギオナルリーガ・ズュートヴェストで2位タイの記録であり、クリーンシート率は10試合以上出場しているGKの中では1位となる55.6%となっている。身長191cm、ドイツ出身20歳のGKはチームを救う活躍を見せることができるか。

AWAY：ドルトムント
MF　23　EMRE CAN(エムレ・ジャン)
前節本職CBがポングラチッチしかいないという状況でしっかりと役割をこなし、クリーンシートに貢献した。リーグ戦直近3試合をCBで先発出場し、3試合で1失点と持ち前の危機察知能力、高い対人守備能力を活かしてチームに貢献している。集中が切れてしまうシーンや、危なっかしいシーンもあるが、ここのところは本職CBと遜色ないもしくはそれ以上の働きを見せている。今節もクリーンシートに貢献することができるか期待したい。

総括

今節はやはり対戦相手のマインツのチーム状況、コンディションが非常に悪いということを利用しなければいけないと思います。

ドルトムントは多くのチャレンジをし、アグレッシブに攻め、勝ち点3そして、組織、個人として多くの収穫を得る試合にしてほしいなと思います。

スコア予想

MO5 0-6 BVB

マインツは強いチームだと思います。攻守のバランスがよく、粘り強く、守備の堅固さは今季のブンデスリーガのなかでも上位クラスです。がしかし、やはり、コンディションの悪さは絶対に試合に影響すると思います。

このスコア予想は6点はとってほしいというよりも、多くの収穫を得てほしいという気持ちを込めて0-6のスコアにしました。

優勝の可能性を示すフットボールをしてほしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また。

Heja BVB ！！！！