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21/22ドイツ・ブンデスリーガ第26節ドルトムント対ビーレフェルト試合予想

Lemです。今回は21/22ドイツ・ブンデスリーガ第26節ドルトムント対ビーレフェルトの試合予想をしていこうと思います。

25節のマインツ戦が延期となったので、2週間ぶりとなる試合となりますね。ドルトムントもここにきてまたコロナ陽性や負傷での離脱者が増えてきましたが、ハーランドやレイナが復帰間近ということで暗いニュースが目立ちますが、明るいニュースもありますね。

一方、ビーレフェルトも監督と選手6名がコロナ陽性ということで、お互いにかなり苦しい状況で迎える一戦となりそうですね。

ドルトムントは優勝の望みを繋ぐためにも負けられない一戦となります。

相手の現在の状況を知り、試合を予想していきたいと思います。

では、本編へ。

両チーム基本情報

HOME:ドルトムント
24節消化時点2位(24試合16勝2分6敗得点64失点37)
・怪我人情報
マヌエル・アカンジ(復帰途中)、マテウ・モレイ(復帰途中)、マルセル・シュメルツァー(復帰途中)、ダン=アクセル・ザガドゥ(復帰途中)、トマ・ムニエ(腱断裂)、ユスファ・ムココ(ハムストリング損傷)、ステファン・ティゲス(足首骨折)、マルコ・ロイス(病気)、ラファエル・ゲレイロ(コロナ陽性)、マッツ・フンメルス(コロナ陽性)
・その他情報
マルコ・ローゼ監督はザガドゥ、アカンジがメンバー入りすることに期待している。
レイナはオプションになる可能性がある。ハーランドも同様であるが、先発の可能性は非常に低い。
・累積警告の可能性
マフムート・ダフート(イエローカード4枚)

AWAY:ビーレフェルト
25節終了時点15位(25試合5勝10分10敗得点22失点33)
・怪我人情報
ギリェルメ・ラモス(コロナ陽性)、ヨキアム・ニルソン(コロナ陽性)、ナタン・デ・メディナ(コロナ陽性)、ゴンサロ・カストロ(コロナ陽性)
・その他情報
監督であるフランク・クラマーはコロナ陽性のため、代わりにアシスタントコーチのイリヤ・グルエフが指揮を執る。
怪我人、コロナ陽性者含めて多くの不確実な要素がある。
・累積警告の可能性
アンドレス・アンドラーデ(イエローカード4枚)、セドリック・ブルンナー(イエローカード4枚)

スタメン予想

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HOME:ドルトムント
フォーメーション[3-4-2-1]
GK:コベル
DF:クリバリ、ポングラチッチ
MF:ジャン、べリンガム、ダフート、ヴォルフ、レイナ、ブラント
FW:マレン、アザール

フォーメーションは3-4-2-1と予想しました。アカンジ、ザガドゥが戻ってこれないことを前提に本職CBがかなり不足しているので、4バックの可能性もあるのかなと思いましたが、両サイドバックを見た時にシュルツ、ヴォルフではビルドアップの面、守備面でかなり苦労する可能性が高いのではないかなと感じたので、4バックではなく3バックと予想しました。

GKはコベル。3バックは右からジャン、ポングラチッチ、クリバリと予想。本職CBがいないので、かなり悩みましたが、kicker、BILDなのでクリバリ先発予想されていたので、もうそのまま期待も込めて私の予想でも先発予想にしました。

WBは右がヴォルフ、左がアザール。中央2枚はべリンガム、ダフートと予想。ゲレイロ、ムニエが起用できないので、悩みましたが、マルコ・ローゼ監督はゲームを作ることができる選手をWBで起用することを好み、スタイルに合っていると思うので、左にアザールと予想。シュルツはそういうタイプではないので先発起用はまずないかなと。中央の2枚はべリンガムが一列前で起用され、レイナがベンチスタートである可能性も十分に考えられ、その場合はヴィツェルとダフートが固いのではないかと予想。

2シャドーはレイナとブラント。1トップにマレン。ハーランドは頭から使われないと思うので、1トップはマレンと予想。レイナが頭から起用されないのであれば、3-4-3で左にべリンガム、右にブラントと予想。

AWAY:ビーレフェルト
フォーメーション[4-2-3-1]
GK:オルテガ
DF:ブルンナー、ピーパー、アンドラーデ、ペロ
MF:プリートル、バシリアディス、シェプフ、奥川雅也
FW:ウィマー、クロス

ビーレフェルトは前節、欠場選手情報、これまでの起用から予想しました。

GKはオルテガ。今シーズンも安定したセービング能力を見せる。失点期待値もリーグ4位の+3.1を記録している。

最終ライン4枚は右からブルンナー、ピーパー、アンドラーデ、ペロと予想。ベロは今冬MLSのアトランタ・ユナイテッドFCから加入した20歳のアメリカ人選手であり、これまでブンデスリーガでは先発出場はありませんが、個人的に見てみたいということで先発予想。

2ボランチはプリートルとバシリアディスと予想。長身のクンツェが先発起用される可能性も十分に考えられる。

トップ下はシェプフ、右にウィマー、左に奥川雅也と予想。高いプレス能力を持つウィマーは警戒。奥川の高い決定力にも注意が必要。

1トップはクロス。キャプテンであり、194cmの長身を活かした空中戦の強さはかなり警戒しなければならない。現在空中戦勝利数120回はブンデスリーガ1位。

データから見るドルトムント対ビーレフェルト

リーグ戦直近5試合の成績
HOME:ドルトムント

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ホームドルトムントのリーグ戦直近5試合の成績は3勝1分1敗(得点15失点8)。現在リーグ戦では3戦負けなし。前節は下位アウクスブルクに引き分けており、勝ち点を取りこぼしている。

AWAY:ビーレフェルト

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アウェービーレフェルトのリーグ戦直近5試合の成績は1勝1分3敗(得点2失点7)。現在2連敗中。

ドルトムント対ビーレフェルト対戦成績

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ドルトムントホーム直近5試合の対戦成績はドルトムントが4勝1分と負けなし。ドルトムントホーム通算成績はドルトムントが23試合15勝6分2敗と大きく勝ち越している。最後にドルトムントがホームで負けたのは99/00シーズンであり、21世紀に入ってからは負けなし。

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また、ビーレフェルトホーム直近5試合の対戦成績はドルトムントが2勝2分1敗と現在4戦負けなし。ビーレフェルトホーム通算成績はドルトムントが25試合6勝8分11敗と負け越している。

通算対戦成績では、ドルトムントが48試合21勝14分13敗と勝ち越しており、現在4連勝中、7戦負けなし。

マルコ・ローゼ監督対ビーレフェルト対戦成績

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これまでの対戦は3度。ローゼ監督が3戦3勝とこれまで負けたことがない。

フランク・クラマー監督が今節指揮を執らないため、監督同士の対戦成績、クラマー監督対ドルトムントの対戦成績は記載しません。

注目選手

HOME:ドルトムント
MF 7 GIOVANNI ALEJANDRO REYNA(ジョバンニ・レイナ)

前回の涙の途中交代から待望の復帰戦となる。もちろん活躍には期待していますが、レイナが今節笑顔で終えることがでれば、復帰戦としては満点。レイナの笑顔が見たい。

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AWAY:ビーレフェルト
MF 11 奥川 雅也

やはり日本人としては注目するしかない選手。今シーズンブンデスリーガでは8G1Aを記録しており、チーム得点の4割に絡んでいる。また、9回の得点関与のうち、勝ち点に影響を与える場合の得点関与は7回と最終的な結果への影響の有無を無視した場合、21点分の勝ち点に影響を及ぼしていることになり、チームへの影響はかなり大きい。他にも今季のブンデスリーガではゴール数/シュート数が0.40と単独トップを記録しており、シュート数こそ多くないものの、決定力が高い。

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総括

ドルトムントは前回のアウクスブルク戦のように、降格争いをしているチーム相手に勝ち点を取り損ねるということは絶対に避けなければならない。

ビーレフェルトはチーム得点数22で最下位に沈む一方で、失点数33は5位とオルテガを中心とした堅守はブンデスリーガの中でもトップクラス。また、ビーレフェルトはアウェーの戦いを得意としており、現在の12試合3勝3分6敗という成績はブンデスリーガアウェー成績ランキングでは10位となっている。

スコア予想

BVB 4-0 DSC

試合の展開としては、ドルトムントが多くの時間でボールを保持して、選手個々のクオリティで圧倒しながら試合を有利に進めていくのではないかなと思います。

ビーレフェルトは非常に空中戦に強く、ロングボールから前線のクロスを起点にカウンターという展開は警戒しなければならない。

スコア予想の理由としましては、もちろん、ドルトムントは本職CBが不在ということもあり、クリーンシートの可能性は高くはないかもしれませんが、ビーレフェルトのコーナーキック、フリーキックの危険性を表す数値がコーナーキックは最下位、フリーキックは17位というようにセットプレーから得点機に繋げるということが極端に苦手なチームなので、ドルトムントとしてはそこはかなり有利に働くのではないかなと感じ、このようなスコアに予想しました。

ビーレフェルトは一貫性があり、かなり粘り強いチームなので、まずは先制点を取って相手のゲームプランを崩すことはやはり今節も重要になってくると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

久々の試合楽しみですね!!!

Heja BVB !!!

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