子育て中のフルタイム「出勤、在宅」どちらも大変だけど、すごく楽しい。

在宅ワーク人口が増え、苦労話を耳にすることが増えました。夫婦そろっての在宅ワークだったり、オン・オフの切り替えが難しかったり。

在宅ワークの方が、何かと効率が良い部分もありますが、現実は上手くいかないことも多いもの。私は、2つの働き方をしてみて、どちらが良いとは言い切れないし、どちらも大変で、楽しいと感じています。

今日は、フルタイム在宅＆フルタイム出勤の両方を経験した主婦目線で、メリットデメリットをお伝えします。

過去、現在のワークスタイル

今まで夫の転勤、子どもの成長によって、何度も「働き方の選択」に迫られました。その都度、柔軟に対応しながら経験を重ね、今のフルタイム在宅に落ち着いた感じです。

まずは過去の勤務状況から↓

【過去のフルタイム勤務】
職種：広告制作会社のコピーライター
子どもの年齢：1歳〜5歳児（ひとり息子）
預け先：保育園（平日の朝8時〜夜7時まで）
休日出勤：繁忙期は月に2.3日（土日は夫に預けられた）

地方の広告会社でコピーライターとして広告を作っていました。ディレクションや営業っぽいことも兼任。
ZOOMがない時代。スカイプは海外の人との通話のみ。オンライン取材はゼロ、遠方への出張取材もこなしていました。

【現在：フルタイム在宅ワーク】
小さな会社のマーケティングスタッフ兼コピーライター
子どもの年齢：中学生
勤務時間：平日9:00〜17:00
時間外労働：平日夜、土曜午前など

ひとり息子は中学生になり、子育てにかかる時間は激減しました。ルーティーンは、お弁当作りと送迎くらい。

一方で、教育費は激増していく時期。私も賢く働いて、息子の将来の選択肢を広げてあげたいと思う日々です。

オフィス勤務のメリット

まずはオフィス勤務時代の話からまとめます。

① ファッション、メイクを楽しめた＝女性としての時間を楽しめた。
② 社内の空気を肌で感じられた＝コミュニケーションがスムーズ
③ オフィスにある広告・デザイン系書籍、雑誌を自由に読めた。
④ 会社の近くに美味しいパン屋さんがあり、楽しみの一つだった。
⑤ 息子を保育園に預けたことで、親も子も成長できた。

① ファッションの自由度が高い広告業界。コンサバではないオフィスカジュアルを楽しんでいました。

⑤ 会社勤務になったおかげで保育園に入園できました。
入社前はフリーランスの在宅ワーカー。会社勤務ではなかった頃、ずっと保育園待機児童でした。市役所の面接で言われたことは「在宅ワークの人は内職になるので、預ける緊急度が低い。子どもを家で見られますよね」と。在宅ワークでは、いつまでたっても入園できないという悲しい現実でした。

1年以上の待機を経て、この会社で採用が決まった後、念願の入園がかなったのです！

保育園に預けて働くことは大変ではありましたが、今振り返ると、息子は保育園生活で社会性と生きる力が身についた気がします。
（山、田畑、大自然に囲まれた保育園。自分で遊びを考えながら豊かな想像力が育った。人格形成にも良い影響を与えてくれた）

オフィス勤務のデメリット

① 人間関係の悩み。仕事にも悪影響だった。
② 取材は対面のみ。移動だけで半日かった時も（オンライン取材なし）
③ 平日は家事の時間がない。休日は掃除や食材の作り置きに追われた。
④ 仕事も育児も完璧にしなくちゃ！という無意味な完璧主義が自分を苦しめた。
⑤ 会社で嫌なことがあると、子どもに当たってしまった。

① 人間関係の悩みがある時、つい社内の空気に左右され、仕事が進まないことがありました。在宅ワークでは、自分で空気を作ることができるのがイイですね！今は外からの影響を受けずに淡々と仕事に集中できます。

③ 1週間の仕事で疲れ切っていた私。毎週金曜の夜は、燃え尽きていました。平日は、手の込んだ食事を作る時間がなかったので、週末が勝負。掃除に関しても、毎週末が大掃除のようでした。家事で休日が終わる日も多かったですね。　

④ 当時の私は「仕事と育児を両立してやるっ！」と、無駄に気合が入っていた気がします。育児の完璧主義は、自分で自分を苦しめるだけ。当時はそれに気づくことなく、力が入りすぎていました。つい、周囲のデキるお母さんと自分を比べてしまったり。自分に自信がなかったので、完璧を目指そうとしていたのかもしれません。

完璧主義の育児期を乗り越え、今は肩の力を抜いて、仕事と家庭の両立を楽しめるようになりました！

⑤ 会社で嫌なことがあると、子どもに当たってしまった。
これは深く反省しました。親が理不尽なことをしていたのです。保育園お迎えの帰り道、ちょっと言うことを聞かない息子に対して、全く関係ない怒りをぶつけていた私。本当ダメな母でごめんなさーい。

その後、当時のことを冷静に振り返り、息子にお詫びをした母でした。

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つい、長くなってしました。仕事＆育児の両立ネタを書き出すと止まりません（笑）
在宅ワークのメリット・デメリットは次の記事で語ります。

とりあえず、今の気持ちをまとめると…
この1年、働き方も価値観も大きく変えざるを得ない非常時が続いています。逆に、働き方や働く場所の選択肢が増え、個人的にはワクワクしています。「ワーケーション」とか「多拠点生活」とか。そこに新しい市場が広がっていますね。今までの常識を超えた多様な働き方を模索して、仕事を楽しみたいと思います！

出勤or在宅、どっちがいいかのジャッジはできません。どちらも工夫次第で自分らしいワークスタイルが実現すると思います！これからも、時代の変化に合わせた働き方を模索しながら、楽しんでいこう♪

※サムネイルは卒園式の写真でした