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匂わせという麻薬

※今回、いつもよりもゆるーい文章になっております。予めご了承ください。

匂わせって何だろう?
正直な話、私には理解できない世界で色々考えてみることにしました。
ちなみに私の推しグループのメンバーの一人はそれで絶賛プチ炎上中です。
これは余計きちんと考えなくては。
(私が考えても何にもなりませんが、もし私と同じグループを推しているかもしれないという方がいらっしゃいましたら是非仲良くしてください)

とりあえず、「匂わせ」で検索してみた。

結果は以下の通り。

匂わせ
読み方:におわせ
明言せずにそれとなく気づいてもらえるような方法で仄めかすこと、匂わせること、とりわけSNSなどにおいて恋人がいる事実を直接的には示さないが間接的に自慢するような行為のこと。

https://www.weblio.jp/content/%E5%8C%82%E3%82%8F%E3%81%9B

(何故か出典元リンクが反応しませんが、ちゃんと正しいサイトです。なんでだろう?)

アイドルとかタレント相手であれば、その人を仄めかすような物を身に着けたり、チラッとおそろいのものが映り込むように写真を撮る、みたいなことなのでしょう。

匂わせの心理

私には分からないゾーン。
分からないを理解するって楽しい、の精神でそこら中のサイトを読み漁っているとなんとなく輪郭が見えてきました。
私が導き出した結論は、
匂わせをする=自分に自信がない
というもの。
先程調べたように恋愛などにおける匂わせは、「私には貴方と違ってこんなに素敵な人がいるのだ」という誰かへ向けたマウント。
要はありのままの自分にコンプレックスがある故に、マウントを取らないと自分の価値を確認出来ない状態。
一度匂わせをして味わった優越感は、自力で味わえるものではないのでしょう。
気付けばそういう投稿ばかりする匂わせ女子、男子になるのです。
ただここで考えてみてほしいのは、自力ではその優越感が味わえないという点。
例えばよくある学歴マウントと比べてみましょう。
今ここで私が全国偏差値や通っている高校名を公開してマウントをとったとして、それは自力で掴み取った力です。
学歴マウントは「自分の中ではある程度自信を持てる部分なのに、周囲からは認めてもらえない」という矛盾から生まれるもの。
本人が「私には価値がある」という自覚を持っているのです。
ではそれに対して匂わせですが、普通のマウントと違い他人の力を借りなければ成立しません。
自分自身は誇れるものがなく、自信を持てるものがないからこそ、身近な価値のある人間を仄めかして「貴方の求める彼は私の近くにいるのだから、私には価値がある」と錯覚するのです。
「自分自身に価値がある」という自覚を持っていないのです。
しかし気にしたいのは、本人が本来の価値に向き合っていないことです。
価値が無い自分を認めるのは嫌で、もしくは自分の価値に気付かないまま、お手軽に自分の価値を確認したい、そんな感覚。

それって凄く寂しい話に思えてきた。

自己肯定感だったり、周囲の環境によるものなのだろうけれど、匂わせをしてマウントをとっても自分はずっと変わらず空っぽなのです。
確かに、誇れるものが分かりやすくある人の方が少ないとは思うし、自分の弱さに向き合うのって凄い難しい。
私だって認めたくないことがいっぱいあります。
(昨日覚えたはずの日本史もう忘れたとか、対面だと自分の意見をハッキリ言えないとか……)
でも、人間何かしら自信を持てる部分はある。
これを読んでくれた貴方なら、
こんな文章をここまで読んでくれるなんて凄い
みたいな感じ。
そもそも論、自分に価値がない、という考え方が自分を締め付けているのかもしれません。
匂わせはある種の逃げ道なんだろうけど、それが麻薬みたいに恐ろしいもののようにも思えます。

自己肯定感って大事

朝起きた、偉い。ご飯食べた、偉い。
そんな感じで、自分を褒めてあげてほしい。
貴方は他の人に頼らなくても価値がある人間なのだよと、認めてあげることがきっと大事。
今、生きていることがもう既に凄いことなのです。
……あれ?話の終着点、どこ??
まぁいいか!

そんな感じで、今回はゆるっと締めたいと思います。
貴方の気付きのキッカケになりますように。

誤字脱字含めご指摘、感想がございましたらお気軽にコメント欄へ。
それでは、また次の文章でお会いしましょう。


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