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苦すぎた漢方薬を飲むための工夫

長男を妊娠した時、切迫流産になってしまった。起き上がっていると子宮口が開いて赤ちゃんが出てきて大変なことになっちゃうから、なるべく安静に横になっているように主治医から言われた。
妊娠中で薬は飲めないから、漢方薬を処方された。

この漢方薬が曲者で。初めての漢方薬だったけど
苦いしまずいし、耐えられなかった。

その対処法として考えたのが、漢方薬を飲んですぐハイチュウを食べる。ということだ。
ハイチュウは最強。口の中がすぐに甘くなる。漢方薬の味が消える。
もはやハイチュウ無しでは漢方薬を飲めなくなってしまった。

夫にたくさんハイチュウを買ってきてもらう。
妊婦なのに、こんなに毎日ハイチュウ食べて身体大丈夫なのかな…って思ったけど背に腹はかえられない。

漢方薬を飲む→ハイチュウを食べるを延々と繰り返した。一生のうちであんなにハイチュウを食べた時期はあの時だけだ。

無事に予定日に産まれてきた長男は中学生になってもハイチュウやグミをよく食べるようになった。

もしかしてあの時の影響かな。
関係ないとは思うけど。

子供のハイチュウをもらって一個食べてみる。

初めての出産で不安だった気持ちとあのまずくて苦い漢方の味は、もう星空の彼方に消えてしまってうまく思い出せない。

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