人狼ゲーム in English ~一回目のトライアルをうけて~
日々の生活を一喜一憂しながら充実してるなぁと感じています。KlRINです。人狼が分からないとなんのこっちゃってなりそうですが、今回も読んでいってくださると幸いです。
さて、今回はタイトルの通り、以前書いた通り、今、自分が進めている「人狼プロジェクト」の1回目のトライアルを振り返りながら、書いていこうと思います。
まず、前回の記事を読んでいない方のために前回のリンクを貼っておきます。一応、概要は大まかには説明します。
https://note.com/remon308/n/n3c8960c13f1b
概要としては、英語を使って海外の同年代の子たちと遊ぶ機会を設けることで英語を学ぶ意義を見出せるように、という目的でやっていきたいと思っています。と、言うような記事でした。
それでは、本文のほうに入っていきます。
第1回人狼ゲームトライアル
2月某日に第1回の人狼ゲームを行いました。
参加者として集まっていただいたのは、自分の家族(弟2人と母)と先輩(帰国子女)、イギリスに住んでいる友達一家(お父様がイギリス出身、お母様が日本出身で、子供が二人)、自分の通っている英会話の先生(セルビア出身)と旦那さん(日本出身)、母の元同僚の方(日本出身)の計11人(プレイヤーは9人)でした。自分はゲームマスターとして参加していました。
実際に集まるのは不可能なのでzoomを使ってでのゲームを行いました。
始めにイントロダクションとして、挨拶をしていただきました。
その後、ゲームに移っていったわけなんですが…
まあ、失敗しましたね。
具体的にどこが失敗だったかというと、役職の振り分けが一番だったかなと、反省しています。もちろんほかにもあるのでそれらも触れていきます。
人狼ゲームを知っている方なら、役職というものがあるのはご存じでしょう。その振り分けを、zoomの機能の「ブレイクアウトルーム」を使って行いました。
その際、何の説明もなしにブレイクアウトルームに飛ばしてしまったため、協力者の方々を困惑させてしまいました。あらかじめ、ブレイクアウトルームに役職の名前を付けていればサクサク進められたのではないかと思いました。
あと、もらった意見の中に、ルールがよくわからなかったというものがあった。自分の作ったルールブックは初めてやる人にはわかりにくかったのだと思い、修正を加えました。
画像の追加や、文の修正、日本語と英語をリンクさせるなどを行いました。
その他、投票に関してや夜の時間、残りの秒数が分かりにくいなど課題はあります。それらを解決する方向でzoomを使いながら試行錯誤しています。
ですが、ゲームとはズレたところで、こんなことより大きな問題が起きていたのです。
外国人と話すハードルの高さ
ゆくゆくは、いろんな中高生でやっていきたいこのプロジェクトですが、一つのハードルとして、外国の人と話すということがあります。
これは、日本の中高生にとってはかなり高いハードルとなっていることはまず間違いないでしょう(中高生に限った話ではないかもしれませんが)。
友達とLINEしているときにふと、「海外の人と簡単に関われん」という風なことを言われました。そりゃあ、日本にいて普通に暮らしていたらなかなか関わる機会はありません。
なので、誘ってみました。そしたらなんと、
断られたんですねぇ。(笑)
まあ、分かり切っていました。一応断られた理由を書くと「ついていけない」からだそう。そういう人たち“だから”自分は来てほしい、そう切に思っています。
ここにきて絡んでくるハードル。わかり切っていても刺さるものがありました。では、何をすればハードルを低くできるのか、そこを考えていました。
出た結論は、段階を踏ませることです。
若干上から目線みたいにはなりますが、根本的に上げられる問題は
・人狼ゲームが分からない
・英語がしゃべれない
・外国の人としゃべれない
の3つだと考えています。
でも、この3つの問題も段階を踏むことでクリアできるのです。
1個目の人狼ゲームが分からない、なら、日本人だけで集まって日本語で人狼ゲームをやって慣れていけば解決できます。そうです、これの繰り返しです。
2個目の英語がしゃべれない、なら、しゃべりましょう、英語で、日本人と。それだけで解決です。そして英語で人狼をやれば練習にもなるし一石二鳥。
ここまでやって、ようやく目的の3つ目の課題へとたどり着けるのです。ここが1個目のゴールであり、スタート地点なのです。
正直な話をすると、うちの高校の生徒ならしゃべるだけの英語のスキルはあります。それなりにレベルは高いです。高1現在、周りの人たちの英語のレベルは少なくとも英検準2級程度はあると見積もっています。
(参考程度に言うと偏差値は61と推定されています。そこそこ高いかも?)
正直、英検準2級あれば話せますよ、機会さえあれば。
そう、機会さえあればなんです。
正直、文法ばかりの英語じゃせっかくの英語力が無駄になってしまいます。
自分は文法こそそこまで得意ではありませんが、読み取りや聞き取りは得意です。
その逆もあるかもしれませんが、どちらにせよ、もったいないです。
本当に何のために勉強してるんだよ!!って感じです。(笑)
ついていけない、と言われましたが、ゲームについていけないのなら仕方がありません。しかし、英語のレベルが足りなくてついていけないというのなら、そう思わせてしまうような教育方針が悪いんじゃないでしょうか。
文法も大事です。ですがそれ以上に大事なものがあるのですよ。
コミュニケーションですよ。ただ教科書を読むにせよ、楽しめるように読まなくちゃ意味なんてありゃしません。
なんで高校に入って英語が2つに分かれたのに違うアプローチで同じようなことをするのか、いささか理解に苦しみます。
文法は英語表現でやればいいじゃないですか。
物語を読んでどう思ったか感想を言いあったり、論説文を読んで驚いたことを発表しあったりする、これだけで十分コミュニケーションだと思いませんか?これを英語コミュニケーションでやればいいじゃないですか。わざわざ英語コミュニケーションで文法をやる理由が分かりません。(今年は結構文法チックなことをやったため)
授業中の文法的な説明なんて、和訳なんて、英訳なんて、何の価値があるんですか?
言ってしまえばこんな簡単なことをやることが職務怠慢だと思うのです。
一つ、先に出てきた友達に聞きました。
「もし、日本人だけで英語で人狼やるとしたらどう思う?」
と、聞きました。すると返ってきた答えは
「交流とかは関係なくなってしまう感じだなぁ。授業っぽくなって新鮮味みたいなのはないなあって。発見とかもないよねえ。」
どうしたらいいんだよおおおお!!
英語で外国人を入れてもできない、日本人だけでやれば授業っぽいかも。
あくまで一人から聞いただけなので絶対とは言えませんが、でもこう思えてしまうのもまた事実。でも、完成のためには多少なりとも授業的なものがないとできません。なら、やるしかないですよ。
さてさて、だいぶ長くなってしまいました。
ここらあたりで今回は終わりにさせてもらいます。疑問等あると思いますが、質問していただければお答えします。
次回は、趣向を変えて小説を書いてみるかもしれません。
好きなことを好きなようにやりながら生きていきたいので。
次回、記事を書くとしたら「不思議な高校生の将来の展開希望」というふうな形で書かせてもらいます。
ここまでのご精読ありがとうございました。
以上KlRINでした。
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