穴子の一本天ぷら@SHARI東銀座　カリフォルニアの樽香リッチなシャルドネ

　海外で暮らす友人の一次帰国に合わせて、仲間4人で集まり夕食。 東銀座駅からほど近い三井ガーデンホテル内のSHARI東銀座にて。

SHARI東銀座 (東銀座/日本料理)

　乾杯は生ビール（アサヒスーパードライ）。友人はハードシップの高い赴任地での環境下、家族で楽しく暮らしているとのこと。現地での生活状況をフムフムと聞いていると、あっという間にビールが空になり、久保田を2合（3,000円）注文。

　食事は以下を注文。○がシーフード。
・新ジャガイモの素揚げ（660円）
・クリームチーズの味噌漬け（935円）
・岩中豚しゃぶしゃぶサラダ（1,320円）
○刺身5種盛り合わせ（3,800円）
○穴子の一本天ぷら（1,320円x2）
○カツオのステーキ（1,650円）

　一時帰国の友人に、好きな料理、好きなワインを選んでもらった。ワインはカリフォルニアのシャルドネをセレクトしてくれた。

刺身五点盛り

カツオのステーキ。ガーリックチップたっぷり

穴子の一本天ぷら。半分にして取り分け後

キャノンボール, シャルドネ, アメリカ, カリフォルニア, 2019, 8,500円（レストラン価格）
Cannonball, Chardonnay, California, USA
　Cannonballは大砲の意味。大砲の弾の様に膝を抱え丸くなり天に向かってジャンプし、出来るだけ大きな水しぶきを上げて水に飛び込む事をCannonball Diveという。抑制されていない自由なスピリットこそが造り手Cannonballのワイン魂。
　リッチな果実味にたっぷりの樽香が絡む。透明感と酸味あり、ボリュームありながらも重々しさはない。果実味にはほんのりと上品な甘みを感じ、和食との相性良さそう。

　刺身五点盛りはマダイ、カンパチ、ホタテ、サーモン、マグロ。エンガワもおまけでついてきた。
　マダイの刺身に。淡白な風味と上品な脂に、ややボリューム感のあるワインは接点を持ちづらいか。相性: ★★★☆☆
　カンパチの刺身に。豊かな脂と磯の香りに、ワインのシンクロはそこまで高まらない。相性: ★★★☆☆
　ホタテの刺身に。ミルキーなタッチのホタテに、ワインの厚みのある果実味がシンクロ。四つ星か迷う。相性: ★★★☆☆
　サーモン。サーモンのリッチな脂に、ワインのこってりとした果実味が調和。相性: ★★★☆☆
　マグロの刺身に。赤身の鉄分に反応してか、微かに臭みがたつ。相性: ★★☆☆☆

　カツオのステーキに。ポン酢にたっぷりと浸して、さらにガーリックチップでスパイシーさも加え、大ぶりのカットをひと口で放り込む。ガーリックチップと厚みのあるシャルドネの風味は絶妙に調和。ポン酢の酸味もワインを仲介。四つ星か迷うが、ワインのカツオへの食い込みはもう一歩か。相性: ★★★☆☆

　穴子の一本天ぷらに。クリスピーな衣にワインの樽香が絶妙に調和。アナゴのふかふかの身から広がる上品な脂に、ワインのふくよかなボディがちょうど良いバランス。相性: ★★★★☆

　お店は21時ラスト・オーダー、22時閉店。元気な中年オジサンたちには早すぎるお開きで、近くにあったバーでもう少し喉を潤す。私はビール、アイラウイスキーのアードベックをロックで（ソーダをチェイサー）。
　一時帰国の友人は明日、赴任地へ出発。トイレに行っている間にラム（ロンサカパ）、テキーラをショットで一つずつ注文しておいてあげた。オジサン四人で飲みながら、うち一人がテキーラをショットで飲んでライムをかじる様子はなんともシュールw　フライトは翌日夜とのことで寝過しの心配もないだろう。