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エビとチョリソーの串刺し 南アのシュナン・ブラン
出張の滞在先でアイリッシュパブを見つけた。今晩はギネスビールだ。
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同僚とそれぞれギネスを2杯ほど飲んだ後、白ワインに進む。イタリアのピノ・グリージョ、オーストラリアのシャルドネ、ブルゴーニュ シャブリなどとともにリストに並ぶ南アのシュナン・ブランにアンテナが反応した。
料理はPrawns and Chorizo Skewersをオーダー。
Skewersは串なのでエビとチョリソーの串刺しといったところか。運ばれてきた料理を見て料理名に合点がいく。
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豚肉の腸詰ソーセージとエビが重なり、串で貫かれている。そして南アのシュナン・ブラン。
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Table Mountain, Chenin Blanc, 約6,000円 (レストラン価格)
品種特有の蜜漬けの花梨に加え、メロンやトロピカルフルーツもふわりと香る。しっかり冷やした状態で提供され、引き締まった香りの中に柑橘も感じる。
ジューシーな果実味、よく冷えていると酸味をしっかりと感じる、陽気で親しみやすいスタイル。
料理にワインを合わせる。
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チョリソーの豚肉の凝縮した脂と風味、しっかりと効いた塩味に、エビがどう合わさるのかと気になったが、驚くほどに調和。豚の強めの脂・旨味、そしてチョリソー仕上げの塩味、その下に重なるエビに歯が入ると磯の香りと旨味が広がる。セオリー的には上段に相対的に風味の弱いエビ、下段にチョリソーとなりそうだがその逆のアレンジだ。まずチョリソーの脂・旨味・塩味のデルタアタックを受けつつ、エビの旨味をそこにかぶせる。エビの繊細な風味は打ち消されるようだがそれがゆえにエビのエッセンスが解き放たれる面白いアレンジ。ワインのジューシーな果実味がそれらをすべて包み込み、素晴らしい余韻につなげる。
相性: ★★★★☆
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