窓の大きさに合うカーテンって本当に必要?
転勤族あるある話のひとつ、「カーテンのサイズが新居に合わない」。
仕方なく新しいカーテンを買ったものの、次の家で使うかもしれないからと昔のカーテンを処分できずにいませんか?
わが家ももれなくそうです。
でもね、窓の大きさに合うカーテンって本当に必要なのかどうか考えてみようよというのが今回のテーマ。
固定概念を破ろうというお話しです。
カーテンを例に出したことからもわかるように、固定概念と言っても大げさな話ではなくって身近な暮らしで体感できるようなささやかなこと。
みんなそれぞれ自分の中で、これはこうしなくちゃいけないとか、これはこういうもんだっていう固定概念を持っていますよね。
それが本当にそうなのかって疑ってみることで、もっと自由に暮らすことができて、生きやすくなるのではないかと思います。
※同じ内容の話を音声でもお楽しみいただけます。
窓の大きさとカーテンのサイズが合わなくてもいいんじゃない?
いろんな家に暮らしてみてわかるのが、窓の大きさって物件によって違うんだってこと。
引っ越しの度に窓に合わせたカーテンを用意するのって無駄だし、高いし、大変だよねっていうのが、転勤族同士が盛り上がる鉄板のネタになっているくらいです。
幅とか高さとか統一してくれたらいいのにって、きっと誰もが思ってる。
で、ここで考えてみてほしいのが、冒頭で取り上げた「窓の大きさに合ったカーテンって必要なのか」という問いかけです。
天井近くから床まである掃き出し窓の場合には、たしかに窓をぜんぶ覆うようなカーテンが必要かもしれない。
けれど自分の腰の高さくらいまでのちょっと小さめの腰高の窓だったら、窓よりもカーテンが長くたっていいんじゃない?
実際、わが家の寝室にある腰高の窓には、掃き出し窓用の長いカーテンをかけています。
この家に引っ越ししてきた時に、合うカーテンがなかったの。
それで全然問題ないの。
カーテンを閉めてしまえばそこに大きな窓があるように見えるだけだし、開けている時もそんなに気になりません。
寝室だから誰も見ないけど、他の人が見ても別に変じゃないって思うと思う。
実はカーテンがいらないかもしれない
そもそもの話なんですけど、窓にカーテンをかけなくてもいいんじゃないかって考え方もあります。
わたしの友達で同じく転勤族の子がいるんですが、窓にカーテンかけてないんです。
遊びに行った時にそれを知って、最初はびっくりしました。
「カーテンかけないの?」って聞いたら、「カーテンって必要?」って逆に聞かれたの。
「いや、必要でしょ。外から見えちゃったりするし。」って言ったら、「ここはそんな見えないし、気にならないよ。」って。
たしかに上の階で、窓のある場所が外からは見えずらい場所だったのね。
だからそのお友達はカーテンなくてもぜんぜん不自由してないし、なくても良くない?っていう感じでした。
窓の大きさに合わせたカーテン用意しなきゃっていう固定概念があると、そもそもカーテンって必要じゃないかもしれないとか、大きさがあってなくったって別に問題ないかなとか、そんな考えに至らないと思うんですね。
でもそこに疑問を投げかけてみることができたら、ちょっと自由度が高まります。
アウトドア用品だって家の中で使っていい
またあるキャンプ好きの転勤族の友達の家では、キャンプ用品のテーブルをダイニングテーブルにしています。
キャンプ用品って、アウトドア用品ですよね。外で楽しむために作られたもの。
だけどそれを家の中で日常使いしたって全然構わないんです。
キャンプに行く時にいつも使っている食卓を持っていけばいいんだもの、すごく合理的。それに、持ち物を減らすことにもつながります。
ダイニングで使うテーブルだからって、ダイニングテーブルって名付けられたものを使わなくってもいいの。
こんな風に、自由に家具を選べるって素敵だなって思いました。
これじゃなきゃいけないっていうのが少なくなると、色んな使い方を物に与えることができるようになります。
新しい発見があったりして、すごく自由で生活を楽しんでいるように私には見えます。
物に振り回されなくなるというのかな。
物を選んで使うことに、自分の軸がある感じ。
窓の大きさに合わせたカーテンを買ってこなくちゃとか、ダイニングテーブルは家具屋さんで買うもんだとか、○○しなきゃ、○○すべき、といった考えが頭の中に出てきた時が固定概念を疑ってみるチャンス!
それって本当にそうだろうかって考えてみようよ。
私もまだまだ修行中。そんなに自由な発想ができるわけではないんだけれど、少しずつちょっとしたことから練習していきたいなと思っています。
そうしたら、もっと自由に自分らしく暮らせるはず...!
これを読んでくれたそこのあなた、固定概念を破って自由な使い方をしている何かがあったらぜひ教えてくださいね。
記事を読んでくださってありがとうございます。いただいたサポートは、書籍購入費用に充てます!良い読書は良い文章を創る。記事を書いて還元いたします。