見出し画像

転校ってかわいそうなの?

小学校高学年くらいまでにはどこかに拠点を決めようかと漠然と考えている、と前のnoteで書きました。

他の転勤族ママと話していても、やはりそれくらいにはどこかに落ち着きたいと思っているという人、多いですね。

その理由は、「転校させるのがかわいそうだから。」

でもそれってほんとうにそうかな、と思ったりもするのです。

なにゆえ転校はかわいそうなのか

・仲良くなった友達と離れてしまう
・すでに人間関係ができているクラスの中に入っていくのが大変
・勉強の進度が違ったり使っている教科書が違っていたりするので、学習に差し支える

転校をかわいそうと思う主な理由はこんなところかな。

娘は「お友達と離れる」ことに敏感。
かなり悲しんで引きずるタイプなので、「仲良くなった友達と離れてしまう」ことに関しては、かわいそうだなと思います。

だけど、新しい友達を作るのはわりと得意な方なんじゃないかな、と思っていて。
例えば、家族で行ったテーマパークの遊び場で知らないうちにお友達を作って遊んでいたりとか。
幼稚園のクラスに新しい子が転入してくると、すかさず面倒を見てあっという間に仲良くなっていたりします。

勉強に関してはどうだろう?
正直まだわからないな。

勉強内容が高度になってくるとちょっとのつまずきが命取りになってくるのかもしれないな、と思ったり思わなかったり。

そういうところを考えての、「小学校高学年ころには落ち着きたい」なのかもしれない。

中学校に進学してしまうと、その後の高校受験を見据えるようになってくるからなおさらかな。

ここが一番の懸念ポイントだな。

転校のいいところ

・環境を変えられる

一方、転校のいいところを上げるとするならば「環境が変わる」の一点かなと思う。

こう書くと転校のメリット少ないじゃんと感じるけれど、環境が変わるっていうのはとても幅広い出来事で、人間関係にも学習内容にも作用するよね。

どうもクラスになじめない。
学校の雰囲気が合わない。
授業内容や、学習環境が充実していない(不満がある)。

こんな状況にいる場合なら、転校やったぁ!ってなるんじゃないだろうか。

転校がかわいそうかどうかは、その時次第

結局はその時の状況次第で、「転校したくない」か「転校したい」かは変わるってことになる。

で、どっちに感じるかは子ども次第。

子どもの感じていることと、親のわたしが感じていることは違うから、安易に「転校はかわいそう」と感情を決めつけないようにはしようと気をつけています。

子どもが小学校高学年、もしくは中学生になったって「学校を変えたい」という状況にあれば、喜んで転校する可能性だってあるしね。

親は大人の都合で引っ越しや転校をさせることになって申し訳ない、という思いもあるのでかわいそうという感情が出てしまいがちだけど、その時の子どもの様子をよく観察しながら身の振り方を考えていきたいな。

記事を読んでくださってありがとうございます。いただいたサポートは、書籍購入費用に充てます!良い読書は良い文章を創る。記事を書いて還元いたします。