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転勤制度が変わらないのなら、自分たちが変わるしかない
昔から変わらぬ転勤制度。
共働きが増え、終身雇用が崩壊しつつある今、いつまでも同じような転勤の仕組みが続いていくとは思わないけど、すぐに変わるものとも思えない。
「やり方が古いんだよ」って文句のひとつも言いたくなる(というか実際言ってる。めっちゃ言ってる。)けど、それじゃ何も変わらなくって、家族で一緒に暮らしたいという思いで仕事を辞めて夫に帯同する暮らしを続けて7年になる。
でも、家族の在り方を変えながら、夫婦で共に働いて転勤生活に立ち向かっている人もいるんだよね。
古い古い転勤制度に対して、新しい生き方で乗り切っていくこともできるんだ。
共働きの転勤を乗り切る新しい生き方
そういう家族の在り方もありなんだな、って思ったのがこちらの記事で紹介されているある転勤族の一家。
夫、妻、娘(4歳)の3人家族で、今は夫と娘が一緒に暮らし、妻が単身赴任中。
夫の方が料理が得意とか、休みをとりやすいとか、いろいろな条件が重なって妻が単身赴任をすることを選んだそう。
でね、この決断をした時のことを語る妻の言葉がとても印象的だったの。
「最初は私が子どもを連れて一緒に行くものだ、と考えていました。母親と子どもが一緒にいるのが当たり前だ、という世間一般の考え方に無意識に影響を受けていたのかもしれません。でも、夫と相談していく中で、3年間は私が育休をとって子どもとずっと一緒にいた。バトンタッチをしてもいいのかも、と思うようになりました。」
そっか、バトンタッチするっていう考え方もあるんだなって。
最初はただただ「すごいな」って思った。
記事を読んでいるうちに、自分たちにとって何がベストか考え抜いて、すごく冷静な判断をしたんだなって感じました。
なんというか、まわりに流されずに、フラットな目で物事をとらえているなって。
自分にとっての大事なことと、変えてもいいこと
この家族の場合は、夫婦それぞれの仕事を続けることが優先すべきことだった。
「お互いに何かあって動けなくなったときのことを考えると、職を手放す不安をぬぐい去ることもできませんでした。」
わたしはどうだろう?
家族で一緒に暮らしたい、というのが一番優先させたいことだな。
子どもを夫婦2人で一緒に育てていきたい。
もともと仕事で精神的に追い詰められていたこともあり、どうしても続けていきたいものではなかったというのも大きいけれど。
それで仕事を辞めて夫に帯同し、各地を転々とする生活に適応できるように在宅で稼ぐ道を歩み始めた。
生き方はどんどん変わっていく
記事で紹介されているご家族も言っているように、一度選んだ道をずっと続けていかなきゃいけないわけじゃない。
「だめだったら、そのときに考えたらいい。そう心を決めました。」
わが家も、いつか夫とわたしがバトンタッチする時がくるかもしれない。
「家族一緒に暮らすためにみんなで引越しする」というのを、子どもが嫌がる時がくるかもしれない。
その時その時のベストな方法を考えながら、自分たちの生き方を変えていかなくちゃだなと思っています。
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