ゴリ押ししてるあなたが好き

いろんなジャンルのオタクといると、
たまに、とにかく読んで!見て!でゴリ押しされることがある。

私は数年間旦那からスラムダンクを読めと言われていて、度々枕元に漫画を置かれる。
その話を同僚にしたら、旦那の言い分はもっともだ、とにかく読めと言われる。スラムダンクの包囲網は強い…

私はとりあえず翔陽戦までしか読んだが、今のところあまり桜木花道が得意ではない。
彼がなぜヤンキーをやっていたのかもわからないし、真面目に練習もしないルールも覚えない奴が生意気言っているパートは読むに耐えない。
一方とりわけ体格に恵まれフィジカルが強い故に、真面目に3年間練習していたであろうメガネくんからレギュラーの枠を1つ奪っているのがリアルでとてもつらい。

…と話すと、まだ面白い部分に達してない!とりあえず海南戦までは読んでくれ!と言われる。

じゃあスラムダンクのどういう部分が面白いんですか?と聞くと、考え込んでくれる。

スラムダンクに限らず、
そこまで言わせるには必ず理由があるのに、それを言語として持っている人って意外と少ないなと思う。

熱量は充分伝わったので、あなたがどういう部分で面白いと感じるかを聞きたいと思う。

同僚は「一人ひとりのキャラクター全員が”今その時”のバスケットに命をかけている情熱と、それがひしひしと伝わる絵の説得力」と教えてくれた。が、自分の説明にあまり納得いっていなかったのでまた今度同じ話になったらもう一度聞いてみようと思う。

私はそのコンテンツより、コンテンツの何がその人の琴線に触れどう感じたのかを知りたい。何がそうさせてなぜ狂っているのかが知りたい。

同僚の答えはすごく良いなと思ったし、私がハイキュー!!を好きな理由と少し似ていて前よりもスラムダンクへのハードルが下がった。

まあここまで聞いてなんだが、必ず読む保証はないのでその点はどうかご容赦頂きたい。


【私のゴリ押しオススメ実況】
ときメモ3 蘭たんの実況

設楽先輩というちょっとツンケン高嶺の花系男子が出てきて、はじめは冷たいんだけど、少しずつ心を開いてくれていい感じになっていく過程が楽しい。
しかし途中蘭たんは勘違いで「設楽先輩とはあくまで友達」という親友ルートを選んでしまい、設楽先輩との地獄のような恋が始まる。
肝心なところでぽんこつな蘭たんと、時折ツンケンを通り越した面白男設楽先輩の噛み合わなさで腹抱えて笑えます。