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お金を稼ぐとは

タイトルそのまんま。
お金を稼ぐってどういうことだろう?と社会人5年目にして考える。

大学卒業して、就活事故って、でも全てが経験だったんだと思えるくらいには安定している「今」をやっと手に入れた。
無我夢中でやってきて、一段落して、さて自分は何をやっているんだろうと悩み始めた。もうこれは病気なのかもしれない。
死ぬまで多分こうやって葛藤し続けるんだろうな。仕事が忙しくて、寝たいのに睡眠時間を削ってこれを書いている。悩みながら思考をアウトプットすることが、私にとっては息を吸うことと同じくらい大切なのかもしれない。

やっとの思いで手にした「ふつうの生活」。
たまにはコンビニで好きな物を買えるし、欲しいブランドものの化粧品だって月に1度くらいなら買える。週末になれば外食をする。
月末に家賃を払っても口座にお金が残る。
そうなったのは社会人4年くらい経過してからだった。笑っちゃうくらい貧乏だった。

やっと「ふつうの生活」は手に入れたけれど、まさしくマズローの欲求の段階説的なあれ。
えーっとつまり、あれです。


汚ねえことで飯を食いたくねえ。
小狡いことで稼いだ金で食う飯は不味い。


我ながらいい加減にして欲しい。
もう自分の納得する形では社会では生きていけないんだよ、って
何回も転職して分かったでしょ?
あのね、綺麗事でご飯は食べられません!
って脳内現実マンがため息をついている。

少なくとも私程度の実力では、そのような志の高い会社には入れませんでした、ということだろう。

どいつもこいつも結局金儲けのことしか考えてない。
どこも聞こえはいいけどリアルで社会の役に立つことは大体金にならないことなのだ。

あーあ、頑張るだけ損だな。って
気持ち手を抜いて仕事している自分にちょっとガッカリしながら、「ふつうの生活」に安心している毎日。

大金持ちになれなくてもいいから、この私にとってのふつうのお金がある生活をキープしながら、セコいことをやらずに生きていける道はないのか?

東京はうんざりだ。
金、金、金、人、人、人
毎日毎日その渦に巻き込まれて吐気がする。

田舎に戻りたいとは思わないけれど、もう私にはTokyoは根本から向いてないんだろうなぁと思ったりする。

誰かを蹴落としたり、誰かから巻き上げたお金では、私は幸せにはなれないんだと思う。
そしてそういう人はずば抜けたセンスがない限り基本的にはそれなりの稼ぎしか得られないので、ハングリー精神がないので、まあこんなもんでしょうねという感じ。

でもそんな自分を愛しているから、まあ、いいのだ。
お金は使うべきだけれど、自分が幸せになることに使うべきで、小狡いビジネスにぶんどられるためにあって欲しくないな、と思うし、わたしはぶんどる側にはやっぱりどうしてもなりたくなかった。なってしまった。それが辛い。ひたすらに辛い。
「必要とされて」お金を頂きたい、それがこんなにも贅沢な悩みだとは思わなかったなあ。

皆さんは自分の仕事に誇りを持てていますか?
また、どんなところにやりがいを感じますか?

私は……
私はなにをしたくてここにいたんだろうなぁ。
はっきり言えるのは、お金が欲しかったわけじゃないということ。(もちろん貰えるなら貰いたいが、それが第一になることは、死ぬまで絶対にない)

でもしばらくお金を稼がないといけないし、この職場で学ぶことは多いので(小狡いこと以外の部分で)しばらくは心を無にしてやっていくしかないな、と腹を括っている今日この頃なのでした。

27歳にもなって、青いんだなぁ、わたしって。ふふふ。救いようがないなぁ。生きていくのは相変わらず難しいわな。


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