私が沢山食べるようになった理由について
はじめに
「どうして、そんなにご飯を食べられるのですか?」
「その身体で、よくそんな量が入りますね!」
ここ1~2年、Twitter経由で初めてお会いした方から言われる言葉である。
身長160cm台で体重は55kg前後。
学生時代の運動経験は、中学時代に卒業まで1年だけ務めた野球部のマネージャーのみ。
(試合のスコアブックを付けながら、ランニングとかキャッチボールとかの手伝いをやった程度)
他は、大学時代に入っていた、経済関係の討論会に出る為のサークルと文芸部くらい。
運動なんて、からっきし出来ない。
(でも、スポーツを見るのは大好き)
そんなに食べれる理由は何故かと聞かれても、「何となく、そこに食事があったから」という答えしか、私には思い浮かばない。
「代謝が良いですね!」と言われることについても、正直実感が沸いていない。
いつ、そのような魔法が解けるのかも分からないから
(太るのまっしぐら)
でも、食べるようになったキッカケは、何となく思い出せる。
2018.12.23だ。
「一人鍋、俺には出来ないな」で着火した食欲
2018.12.23という日付の仔細まで覚えているのには、理由がある。
この日は天皇誕生日(当時)で、午前中に皇居の一般参賀に行った後、原宿にある『パイルドライバー』で買い物をする道すがら、お昼にバーミヤンで【しゃぶしゃぶ食べ放題】を頼んだからだ。
家族連れも入る店内で、私は【しゃぶしゃぶ食べ放題】に舌鼓を打っていると、近くにいた4人組の席から声が漏れ聞こえた。
「一人鍋、俺には出来ないな~(笑)」
何気ない独り言だったのかもしれないけれど、この一言は私に火をつけた。
ムキになりながら時間いっぱい食べてみたら、思いの外、食べることが出来た。
振り返ると、この件より前から【ハンバーガー複数個】とか【自宅でおかわりは当たり前】で、御飯は沢山食べていた記憶がある。
ただ、明確に【沢山食べたい】と思うようになったキッカケは、この件だった気がする。
(これは別に、今現在まで続く"呪縛"とかではなく、"大食いに目覚めた"という感覚がしっくり来る)
以来、「何となくイケるだろう」というノリと感覚で、沢山食べた。
CoCo壱番屋のカレーも、500gから段階的に量を増やしていき、最終的に1,000gを食べることが出来た。
800g以上になると、胃がパンパンになるキツさよりも、「味に飽きてしまう」ことの辛さを思い知った。
かなり前、TV番組でギャル曽根がパン大食いの際に、ジャムの瓶を丸ごと空けて味をチェンジした様子を見てヤバいと思ったけれど、今なら、その気持ちは少なからず分かるような気がする(笑)。
丼物のチェーン店でも、丼やカレーをダブルで頼む機会が当たり前になっていった。
沢山頼むと、店員さんを困惑させてしまうこともある。
某所の『てんや』で丼を2つ頼んだら、「食券が2枚ありますが、合っておりますか…?」と店員さんに訊かれた。
オーダーミスではないのに…(苦笑)。
CoCo壱番屋でカレーを1,000g頼んだ時も、「1,000gですか?」と聞き返された経験がある。
きっと店員さんから、ヤバい客だと思われたに違いない(笑)。
これでも、前より食事の量は減った実感がある。
ただ、2021年春に一人暮らしをするようになって以降、私の中で【食事1人前】の基準が壊れてしまった。
実家暮らしで親に料理を振る舞っていた時は、"量を少なめによそう"事も出来ていたのに…(泣)
食事は【全国民の嫁】である
私は普段、趣味のプロレス観戦を行いながら、客席から会場の写真を撮っている。
プロレスの写真をTwitter等に上げる方々は、皆様、【リツイート】や【いいね】を頂いている数が多い印象が強い。
一方の私はと言えば、ミラーレスカメラで撮影したプロレス写真よりも、スマートフォンで撮影した食事の写真の方が、圧倒的に反応を頂いているという感覚がある(笑)。
でも、この傾向は「『プロレスアカウントなのに、プロレスの写真より食事や酒の写真の方が反応を頂く』なんて面白いじゃないか」と私は肯定的に捉えている(笑)。
食事は、人の好き嫌いを選ばない。
そこには、団体の好き嫌いをも超越する魔力が秘められている。
もはや、食事は『全国民の嫁』だと思う。
食べ物の好き嫌いはあれど、食べ物そのものを嫌いという人は聞かないから…。
まとめ
沢山食べることは楽しい。
重大なストレスを食にぶつけている訳ではないけれど、文字通り、美味しい思いをする幸せを噛み締められる瞬間は至福だ。
その一方で、この生活がいつまでも続けられるとは思っていない。
沢山食べたことで気付いたことも多い。
沢山食べた後で何か予定を入れると、睡魔に疲弊とかで上手く動けず、日常の活動に支障が出る体験は何度もした(笑)。
だから、今は観戦前の大食は控えている。
また、夜遅くであっても食べるのは我慢するように心がけるようになった。
あとは、サイクリングやウォーキングで運動していかないといけない、とも考えている。
これだけで変わるとは思ってないけれど、徐々にシフトチェンジしながら、今というときうを謳歌していきたいと思います。
食べられるのは今しかない。
でも、そこで感じるジレンマは一つ。
痩せたいです…。
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