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俺のクソリプの話

クソリプは、喰らう側が一番得してない

TwitterやInstagramなどのSNSにおいて、投稿に対するリプライの中でも、検討違いで的を射ていないもの、誹謗中傷やあおりといった攻撃的なもの、揚げ足取りや投稿したユーザーが不快に感じるリプライ、取るに足らないリプライなどの意味として、「クソリプ」が使用されています。

マイナビウーマン 記事より


クソリプというものは、喰らった側が一番得しない産物だと私は思っている。

喰らった事をネタに出来るような、インパクトの強いクソリプなら未だマシなのだが、残念なことに、そのような奇跡はそうそう起こるものではない。
大半が、ネタとして擦れない塵芥である。


ただ選手やユニットの名前を述べただけなのに、いきなり煽られたり、


割かしポジティブな感想を否定されたり、


言ってる側は面白いと思ってボケて絡んできても、悲しいかな、ジェネレーションギャップのせいで言われた私は笑い切れなかったり、


ただツイート上で選手の名前を出したら「選手を呼び捨てするな」、「選手を付けろ」と言われたり、
(言ってる人が選手を付けてなかった事に気付いた時は、流石に笑ってしまったけれど)


Twitterを5年以上もやっていると、色んなクソリプに出くわした。


クソリプに対して直接返事をすれば「コイツは大人げない」という風にも見られ、晒した側を批判するような意見も出かねないから、とかく扱いに困る。

かといって、喰らった後で「平静を保て」と言い聞かせるのも酷な話ではないか。
直接ぶつけられている側なのに、と…。


最近では、他の人からも「結構クソリプ来てますよね?」と指摘されるくらいにはクソリプを貰う機会が増え、2023年に入ってからは厄除けも兼ねて神田明神や靖国神社を参拝したものの、ここまで一向にクソリプを回避できていない。


ポジティブに、「これは、人生で初めてのモテ期というものなのかもしれない…!」と強く思い聞かせてはみたが、そんなものは幻想だった。


でも、クソリプを眺めていると気づかされたことがある。

何となくではあるが、傾向が見えてきたのである。


①本人がクソリプという自覚がない

多分、これが一番多いんだと思う。

本人は面白いと思って言っているんだろうけれど、それは言ってる当人だけで、周囲から見ると非常に"サムい"内容。

本人はクソリプと思っていない、冗談のような感じで書いているのだろうけれど、それは関係性が構築されていなければ厳しいのである。

個人的にそういうのが来たら、「直接返信しない」か、「【いいね】を返さない」ようにしている(=通知が行く形で反応しない)。

こういう人って、暇で得てして嫌われそうだなあとステレオタイプに思う訳ですが、以前こういうクソリプを喰らった時に、リプライの主が法曹関係とか教員だったりとかしたこともある…。
あと、再三私が無視していても、送ってくる人は送ってくる。どうか、そのメンタルを小心者の私にも分けてほしいのだ…。


②一般人のツイートも、コンテンツとして見ている・捉えている

ニュースサイトのコメント欄にコメントを寄せるような感覚で送られるリプライも、中には存在している。

プロレスでも、現地の実況ツイートとかマイクの文字起こしをしただけなのに、タメ口でスゴい横柄なリプライが来たこともある。

速報の持つ話題性は、時として招かれざる客を招いてしまう…。
(まあ、SNSだからと言われれば仕方ないのかもしれないし、それだけ見られてる話題と捉えることも出来るけれど)


③懸賞系と女性の画像ばかりRT

団体公式にクソリプを送るタイプに多めな印象。ただ、①に比べると実際私が遭遇した頻度は少なかった。

普段自分で何かしらのツイートをしていないのに、他人のツイートを媒介にしないと自分の意見を言わない。
なのに、キャンペーン系のリツイート企画とか、女の子(notプロレス)の写真とかは大量にリツイートする。
個人的に、ここまでがワンセットという感覚。

どんなにリプライでキッツい事を言ってくる人がいても、主のツイートを見た時に「お金配りとかプレゼントしかリツイートしてない人にやられるのか…」と、風船から空気が抜けて萎んでいくような感覚に苛まれる。

(後述するが)意外とプロフィールやツイートは見られているものだ。
良くも悪くも、それはアカウントを判断する材料とされてしまう。


④反撃されると弱い

取るに足らないクソリプを送る人ほど、引用リツイートされたり、スクリーンショットを公開されると、まあまあな確率でツイートを消したりブロックしてきたりする。

悪態を重ね続けて、自身のクソリプを肯定するケースもある。
要は、謝罪が出来ないのだ。

ただ、今は悪意のあるリプライをしても、スクリーンショットって誰でも普通に撮れるし、消しても残る。

プロレスラーでいうと、2020年に、KENTAが自分のアカウントまで直接批判してきたアカウントを、スクリーンショットで晒して抑止力に繋げていた。
同時期に、同様の手法を用いてクソリプを負かし続けた石野卓球もいる。

こうした自衛の手段が発展していく事で、クソリプが罷り通る空気が存在する複雑さも感じてしまうが、この自衛は最早仕方ないのかもしれない(泣)。


まとめ~リプライは意外と見られている~

こういうリプライが来た時、心は多かれ少なかれ、確実に荒むものだ。
いくら、気にしないとは言ったり思っていたりしても…。

一般人の私でそんな感じなので、芸能人とか人前に姿を見せる仕事の人とかは、これのウン十倍、ウン百倍はヤバい奴に出くわしてるかもしれないのか、と慄く。

でも、このようなクソリプは誰にでも見られてしまうし、意外と周りの人は見ている。
プロフィール欄や直近のツイート傾向で、何となくアカウント主の人となりは察せられてしまうものだ。

もしも、「将来はこんな夢があります!(レストランをオープンしたい!)」、「パートナーを募集してます」なんて掲げている人がクソリプしていたら、「いや、キツいやろ…」と察してしまうのが正直なところだ。

また、団体や選手名をプロフィールに掲げている状態でやると、選手や団体の印象を悪くしかねない。それだけで「団体に行かないでおこう」と思わせる効果があるのだ。
(これは何もクソリプに限らず、平生のツイートもそうだけど…)


これは、私個人の自戒も込めて…。

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