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令和4年のGO ACTION〜第十七回・thread and needle〜

はじめに

リーグ戦も折り返し地点を過ぎた『N-1 VICTORY 2022』


ここまで公式戦4試合を消化し、2勝2敗で終えた潮崎豪。

ブロック1位通過に向け、残り3試合を1つも落とせない状況となった潮崎だが、残る3選手がいずれも難敵揃い…。


後半戦の最初に当たるのは、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr。


潮崎同様2勝2敗という戦績も、公式戦では藤田和之から勝利を収めた元タッグ王者。
ノアのシングル戦線では未だ結果を残せていないとはいえ、持ち前のルチャに加え、ヘビー級に当たり負けないガタイと打撃技を持ったオールラウンダーという印象のある選手だ。


負けたらブロック敗退という、両者にとっては瀬戸際のシチュエーション。1つも落とせないリーグ後半戦が幕を開けたのである。


2022.8.20『潮崎豪vsイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr』

迎えた決戦当日…。


試合序盤からペースを握っていたのは潮崎。
場外乱闘でもカウントを待たずして、ワグナーを攻める為にリングを降りるなど、余裕が窺える動きを見せる。



しかし、中盤戦に入ると、チョップの使い手である潮崎も顔負けの逆水平チョップや、延髄蹴り、トペ・スイシーダなどを繰り出し、ワグナーJrが試合の流れを戻す。

潮崎に傾きかけた流れが一気に戻る捲り方は、配信視聴でも凄まじいものがあった。


試合時間が15分経過を告げた頃には、試合も最終盤に差し掛かっていた。

ワグナーJrの強烈なチョップ、ヘッドバット、トラースキックに苦しめられた潮崎だったが、最後はカウンター気味に放った豪腕ラリアットがクリーンヒットし、逆転の3カウント。


辛くも接戦を制した潮崎が、勝ち点を6まで積み重ね、ブロック1位争いに踏みとどまった。


まとめ

後半3試合、1つも落とせない状況で先ず1勝した潮崎。



次戦の相手は田中将斗。
年始の4番勝負で敗れている1人でもある。


残り2試合、潮崎にとって負けられない闘いは、まだまだ続くのであった。



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