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プロレスにハマった7年で抱いた、3つの実感について

2015.3.5、私のプロレス観戦歴は大田区総合体育館で幕を開けた。

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深夜に地上波で放映された、新日本プロレス・東京ドーム大会。

『中邑真輔vs飯伏幸太』の試合に家族共々のめり込み、全員で観に行った『NEW JAPAN CUP』開幕戦が、私にとって初のプロレス生観戦となった。


当時の『NEW JAPAN CUP』は1回戦の公式戦全試合が観れた上、セミファイナルで棚橋弘至が矢野通に、メインイベントでオカダ・カズチカがバッドラック・ファレに敗れるなど、今振り返っても凄い大会だったと実感している(笑)。


新日本プロレスを皮切りに、その後は全日本プロレス、プロレスリング・ノア、DDTプロレスリングと徐々に範囲を拡げていった結果、自分でも推しの団体が即答できない、【好き】ばかりが溢れる状況になってしまった(笑)。

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そんなプロレスにハマってから、2022年で早7年が経過…。

7年は本当にあっという間で、非常に濃い内容ばかりだった気がする。

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思い出は数えきれないくらいあるけれど、そんな7年のファン歴で抱いた実感のようなものが、私の中で主に3つほど存在する。

私にとっての『プロレス記念日』にだからこそ、整理したい衝動に駆られたので、今回書いてみました…

<(_ _)>


①まだまだ未知の選手や団体は多い

私自身、「合同興行でしか見たことがない」、「名前は聞いたことがあるけれど生で見たことはない」、「他団体参戦でしか見たことがない」という団体や選手は、7年経った今でも数多く存在する。

一例を挙げれば、ダブプロレスはプロレスリングBASARAとの合同興行でしか見た事がないし、チームでら、愛媛プロレス、九州プロレスなどの地方に根ざした団体も未見だ。

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Twitter等の写真でしか見ていない選手も、まだまだ沢山いる。

だからこそ、写真や映像でしか観た事のない選手を、生で観た時の感動は何よりも大きい。

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未知の選手や団体に遭遇できる楽しみを毎年のように味わえるのは、非常に幸せな事だと実感している。


②【色々な団体を見ること=偉い】という実感はない

「色々な団体を観戦していて凄い」

有難い事に、これまでお会いした方から、そう仰っていただいた経験が何度かある。

ただ、私の中で「色々な団体を見ること=偉い」という実感は、正直言って無いというのが本音だ。

色々な団体の特色を味わう楽しみと、「観ない事には判断もできないし、そもそも観ないとボロが出る」という防衛手段…。

これが『人より語れるようになりたい』みたいなマウントに傾いてしまうと、私の中で、「楽しむ」目的から一気に乖離してしまう恐れがある。


常に知らないものに出会うことで、衝撃を受けたり、感動したり、胸を弾ませていたい。

「そうした機会は、プロやアマチュアを問わず存在している」という、7年間で得た確信と実感の一つ…。

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③一番の刺激は【初めて見る方】の存在

プロレスにハマりだした当時に比べ、今の方が期間を重ねた分、選手や団体の歴史やドラマを楽しめるようになった。
幸福なことに、今もなお、プロレスを通じて楽しみや興奮を感じる。

一方、ハマりたての時に抱いていた瑞々しさは年々喪失しつつある事も、痛いくらい実感している。


だからこそ、初めてプロレスに触れる方の意見は刺激的で、貴重な存在である。
「初めて観る方の視座や意見」ほど、純粋さを忘れつつある偏屈な私に効く薬は無い。


商店街プロレスなどのイベントプロレスは、その最たるもので、「初めてプロレスを観た人」のリアクションや感想が有料興行以上に体感できる、非常に貴重な空間だ。


観衆から漏れ聞こえる「凄い」・「カッコいい」・「面白い」という反応は新鮮で、いつだって瑞々しさに満ち溢れているものだから…。

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まとめ

プロレスにハマって早7年…。

気がつけば、私の人生で長期間ハマっていた野球(2004年~2010年頃)の年数と、遂に肩を並べた。

(本当に、ハマってからあっという間でした…)

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私自身、プロレスを通じて出会ったものが数多く存在する。

SNSを通じた御縁が生まれたのも、カメラに手を出したのも、ウイスキーをジュースで割らずに吞めるようになったのも、遠征が好きになったのも、全てはプロレスがキッカケだった。


今後生きていれば、何かのキッカケでプロレスから離れるような出来事も起きるかもしれないし、そんな未来なんて誰にも分からない。

でも、私が今現在充実した人生を送れているのは、間違いなくプロレスがあったから。

これだけは確信をもって言い切れる。

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プロレスファン歴7年でも、知らないものや行きたい場所はまだまだ沢山あるし、思い出も増やしていきたい。

ファン8年目も、沢山の思い出が作れることを願って…。

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