マガジンのカバー画像

変態プロレス放談

169
しがない変態プロレスファンが、プロレスを中心に気付いたこと・感じたことを徒然なるままに書いてみました。 ひとつよしなに…!🙇🙇🙇
運営しているクリエイター

2023年10月の記事一覧

プロレス場放浪記~第1回・末広通りクロスロード伝説~

はじめに2018年春~2021年春の4年間、私がやっていたBlogでプロレス会場にフォーカスした観戦記を書いていた時期がある。 後楽園ホール、新木場1stRING、新宿FACEのようなプロレス興行が常に開催されている会場ではなく、初めて行った会場だったり、年に数回やるかやらないかの会場だったりを観戦記形式にしながら書いていたのだが、Blogからnoteに移行する間に自然と書く事を止めてしまっていた。 最近になって、この形の観戦記を再開しようと思った。 キッカケは単純だ

猪木・馬場・三沢ではなく、自分が泣いている人の話

はじめに私は、アントニオ猪木、ジャイアント馬場、三沢光晴、橋本真也といった、プロレス団体創設者で構成に残る名レスラー達を通らないまま、2015年春にプロレスファンになった。 ファンになる前から上記の4選手は知っていたけれど、地上波深夜に放送されていたプロレス中継やバラエティー番組で見聞きしていただけで、この中で映像で試合を見たことがあるのは三沢光晴だけである。 でも、私がプロレスそのものに対して本格的にハマったのは、2015.1.4の新日本プロレス東京ドーム大会で行われ

プロレス観戦で感じた、憧れの所作と振る舞い

はじめに最近、SNS上でそのようなアンケートを見かけた。 プロレスを観る上で感じるものは勇気なのか、現実逃避の一環なのかという問題は、改めて考えて見ると色々興味深い話ではあると思う。 私の場合、プロレスから勇気を貰ったと感じたこともあれば、現実逃避の息抜きとして楽しんだこともある。 2020年2月頃、仕事のストレスでプロレスや娯楽を楽しむ気力すらすっかり尽き果てた時期に、既にチケットを買っていた大日本プロレスの興行を見て楽しみ、気力を回復した記憶が未だに忘れられない。

プヲタが初めてPassCodeのライブに行った話

はじめに2023.10.6、私は後楽園ホールでも、新木場1stRINGでも、上野公園の野外ステージでもなく、渋谷にあるSpotify O-Eastに足を運んでいた。 都内各地でプロレス興行が行われたこの日、好きなプロレス観戦をサボって、都心のライブハウスに足を運んだのには理由があった。 PassCodeのライブを鑑賞するためだ。 私が初めてPassCodeというグループの名前を知ったのは、2022.2.12のこと。 SNSでフォローしている方が、この日行われた日本武道

新宿二丁目のLITTLE BUSTERS

はじめに私は、好きなプロレスの話から遠ざかりたくなる時・離れたい時に、自然と足を運びたくなる場所がある。 新宿二丁目にあるバー『TANTRA』だ。 毎週木曜~土曜の3日間に営業しており、残りの4日間は、女子プロレスラー・夏すみれが『ナツバー』という名前で店をオープンしている。 (ここでよく、乱闘劇やゲリラオファーが行われがち(笑)) 私がこのTANTRAに足を運ぶようになったのは、幾つかの理由がある…。 二丁目に行きつけのバーが出来た、OiRAN時代TANTRAのマス