【詩】Reach for the stars

Words Written by kentaro fujita c

絆とか、平和とか、
見えない未来に言霊をつけても
延々とメディアライズしても伝わらなかったのは
何故だか解るかい?
現実とのギャップが
大きく立ちはだかっていたんだよ
 
これは悪い夢なんだ
遠い場所で起きていることなんだ
同じ空の下、同じ国の下なのに
目の前にある現実や
雑踏の中から聞こえてくる、報道されない声たちが
もしかしたら、正しいのではないか?
真実は、Internetの中でさえ、隠されているのではないか?
 
人々の叫びが届かない
人間とは、是、恐ろしいものだと
誰もが感じたはずなのに
何も変わらない、助け合うとか絆とか
そんな、金の成る木な産物は、
あなたのどんな環境を、戻してくれましたか?
 
大衆原理(じょうしき)に流出(なが)された
検索結果の上位には
都合の良いこと、ラッキーパターンの、たらればが
あなたの必要な情報も、見えなくしていた
こんな瞬間(とき)にも、また、嘘は
流され続けている
 
希望とか、未来とか、
描き語る装置(ひと)でなく
一歩、一歩、踏み出している人が居る
描き向かう未来を
ひとり、ひとりが、描きつかんでゆくのだ
 
輝き続ける星のように
また、来年も、この空に戻ってきてね
同じ空の下、同じ星の下
一生懸命生きてきた、今日の自分に
ご褒美をあげようよ
 
集団心理(じょうしき)に規制された
一列に並ばなければ、除外(ポア)される
抜け出してみよう、声をあげてみよう
そんな声が必要なんじゃないかな
 
私には、あなたが必要でした
やっと出せた人生の答え、大切にしようよ
あの日、不安の中で
あなたがくれた一本の電話
 
私は、これからも、あなたの中で在り続けることはできますか?
私が生まれ、ここまで来た
残酷で後悔だらけの日々たちは、消えないけれど
次、逢ったなら、あなたと一緒に空を眺めたい
 
同じ空の下、同じ星の下、
ふたりの願いが、かないますように
 
あなたが守っている、その日々に、
どんな未来があるのですか?

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