家事の分担を"見える化"するツール紹介~子どもが生まれる前に~
男性のみなさん。
ご結婚されてから家事の分担どうしてますか?
"日本人男性は諸外国と比べ、家事育児の時間が少ない"と言われます。
多文化との比較もとても大事ですが、
まずは、自分の家庭は『どのような家事の分担を目指したい?』を考えていきましょう。
家事の分担を"見える化"する
女性は家事分担の不平等が夫婦関係における大きな苦痛(ストレス)になるという研究結果があります。
Domestic Work and Psychological Distress−What Is the Importance of Relative Socioeconomic Position and Gender Inequality in the Couple Relationship?(Lisa Harryson Umeå University 2012)
『なんで自分ばっかり…』
そりゃあそうですよね。家事分担の不平等はつらいです。
一方で、男女ともに"自分の家事を多く見積もり、相手の家事を少なく見積もる"という特徴もあるようです。
男性の家事・育児実態調査2023レポート(東京都)
『あの人は全然、家事をやってない!』
そう見えてしまう気持ちも良く分かる…
そんな時に感情や想いをお互い共有するのも大事ですが、
まずは家事分担を"見える化"する作業をおススメします。
①家事・育児シェア チェックシート(大阪市)
こちらは大阪市が出している家事育児の見える化ツール
こうやってみると、日常生活で本当に多くの作業が発生していることが分かります。
②夫婦で納得!「家事・育児シェア」見える化シート(福井市)
こちらは福井市が出している家事育児の見える化ツール
時間帯ごとに発生する家事育児の作業が分かりやすく並んでいます。
これらのツールを使って、現状分析→理想的な分担を明確にしてみるのはいかがでしょうか??
最後に重要なこと。
今回の記事は『家事の分担を"見える化"する~子どもが生まれる前に~』というタイトルにしました。
当然ですが、育児が始まるとタスクは激増します。
ですので、子どもが生まれる前に家事の分担を明確にしておくこと。
そして、家事の分担を固定化しないことも大事かと思います。
得意不得意もあるので『苦手だなぁ』という家事もあるかと思います。
ただ"できない"と"やらない"で意味合いが全然変わります。
できないことは減らし、やらないことはなくす。
各家庭ごとの理想的な家事育児の分担ができ、
充実した子育てと仕事の両立に繋がっていくことを願っています。
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