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『どれぐらいの期間、男性育休を取ればいいのか?』分からない人向けガイド

男性育休の活用が進んでいます。

でも、はじめてパパになるとき、どれくらいの期間、育休をとればいいかって難しくないですか?

はじめてパパになる時、この先にどんなことが起こるのかイメージしずらいことも多いはずです。

この記事では自分にあった育休期間を考えるきっかけづくりになりましたら幸いです。

当たり前だけど...育休をとる期間は人によって違う


育休を取ろう!』思ったプレパパの皆さん!
育休期間を考える時に重要な4つの視点をお伝えします。
それは、【家庭の事情・仕事の状況・お金の確保・パパの気持ち】です。
それぞれ見ていきましょう。


①家庭の事情

 まず、ある程度の計画が立てられるのは出産後のパートナーのライフプランについて。早期復帰する女性や出産を機に退職して3年は専業主婦になるなど、それぞれのキャリアプランがあると思います。まずパートナーがどういうプランを持っているかじっくり聞いてみましょう。
 次に、計画が立てづらいこと。例えばパートナーが出産後の体調不良が長くつづく場合やサポートしてもらおうと思っていた実家の両親の都合が悪くなってしまったなど...出産後に予期せぬことが起こるケースも多々あるかと思います。
 ある程度目途が立てられるところはしっかりとプランを計画し、一方で突発的な状況の変化にも対応できるような、柔軟な態勢を男性としては持っておきたいところです。

②仕事の状況

 出産の前後、仕事の状況はどうでしょうか?
 働き盛りであるときに長期間、仕事を離れるということが現実的にどれほど出来るでしょうか?また法律上、男性育休が取れるといっても、実際は会社で理解を得られなかったり、取りづらい空気感があるというケースも多くあります。
 家庭の事情や子育てへの捉え方を大事にしたうえで、現実的に自分はどれだけ会社から離れられるのかを見極めて行く必要があります。

③お金の確保

 育休中の休業補償があるとはいえ、現段階では100%いままでどおりの給与をもらうことは出来ません。減ってしまう給与を補うだけの経済的な余裕や生活費のやりくりも現実的に考えていく必要があります。

④パパの気持ち

 最後は気持ちの問題。
 はじめての赤ん坊は大変なことも多いけどめちゃくちゃ可愛いです。パートナーと一緒に新しく生まれた命を育んでいく貴重な時間をどれだけ一緒に過ごしたいでしょうか?育児・家事の経験は仕事とはまた違うかけがえのない体験で、今後のキャリアにおいても大変、有意義な時間となります。

 『仕事・お金の心配がなかったら育休期間にどんな育児・家事がしたい?』一度、現実的な問題を置いておいて、自分の素直な気持ちを確かめてみるのはいかがでしょうか?

男性育休を長く取れば取るほどいいわけではなく、家庭・仕事・お金・気持ちの4つの面から考えて、人それぞれの育休期間があると思います。

どれぐらいの期間、男性育休を取ればいいのか?』分からない方。
一度、この4つの視点から男性育休という貴重なキャリアを積んでみるのはいかがでしょうか?

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