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教育移住 - 国際バカロレア 4歳クラス


2022年8月にバンコクへ
夫、3歳(今は4歳)の娘と
教育移住をしてきた我が家。



国際バカロレアのカリキュラムが
好きで、現在のインターに通って
います。


国際バカロレアについてはこちらの
記事にも書きました。
https://note.com/relocationto_bkk/n/n27572cfbf904

IBのPYP(3-12歳)での学びかた



日本で勉強というと例えば
「今週は英語で色を学びます」
「今週は数字の1から50を
 覚えます」


こんな感じでテーマが決まっていて
教科ごとに学ぶのが教育、という感じですが
IBは違います。
(ちなみにタイも公立の学校は
 日本に近い暗記型教育だそうです。)



今の娘は、日本でいう年少クラス。
"How to express your emotions"
をテーマにしてあらゆる活動に
日々取り組んでいました。

ここでも、
笑ったり怒ったりしている人の
絵や動画を見せて
She is angry, he is happy
と覚えていくのではなく



ムンクの叫びの絵を見せ先生が
「これはムンクのThe scream
という絵です」と言った後
こんな会話が繰り広げられます。



先生:How does he look?
園児:He look sleepy!
園児:He is scared!
先生:Yes, I think he is scared!
と教えたり



怒りの感情を表した
ミュージカルを見せ
"angry"とは何か、
そしてそれをどう表現する
のかを教える。

クラスメイトの出身民族の
お祝いのダンスの動画を見せ
"Happy"の概念、そして
ハッピーの表現方法を知る。
もちろんこうして
他国の文化も学ぶことができる。



ヴィヴァルディの四季を
聴かせながら先生が
What do you think?と問いかけ
園児が "angry!"
"sounds like a Ninja!"と
答えたり。
(忍者とか言って可愛い笑)

ただ感情を表す単語を教える
だけでなく
・感情の表し方(表情や体の動かし方)
・Music (音楽、ダンス)
・Art
・他国の文化
なども総合的に教えていきます。

「He is angry」「She is happy」と
教える英語の授業と
曲やアートを聴かせてタイトルを
教える音楽、美術の授業が
独立して存在するのではないのです。

私はこのIBのカリキュラムが
大好き。



(ちなみに今日書いたのは、私が
 幼稚園から送られてきた動画を見て
 気づいたのがことだけですが、
 もしかしたら先生はもっといろんな
 伏線を張っているのかも^^)


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