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幸せ

幸せとは何か?

誰もが考える課題の一つだろう。
最も多様性に富んでいて、最も曖昧な課題。

人は皆幸せになりたいし、幸せになる為にこの世に存在している。なのに幸せが何なのかは誰も知らない。

いや、決められないと言った方がいいのかもしれない。

誰かは幸せに必要なものは良好な人間関係だと言う。また誰かはお金だと言う。たぶんどちらも大切で必須なものなのだろう。

人生の問題の8割は人間関係に関する事だと誰かが言っていた。つまり人間関係に関する問題が解決すれば8割の問題が解決するから幸せになれると。

しかしたぶんそれだけでは足りない。幸せは結局10割満たされないと感じない感情だと思う。8割満たされても恐らく人間は幸せとは感じない。2割足りない。その足りない2割が埋まってはじめて人間は幸せと感じるのではないだろうか。

それは、お金かもしれないし、環境かもしれないし、地位や名誉かもしれないし、その全てかもしれない。とにかく言えるのは、総合的に10割を満たさないと人間はたぶん幸せを感じないという事。

その10割を満たす為の比率はたぶん人によって違う。それが幸せを曖昧な概念にしている要因だと思う。

幸せには良好な人間関係も必要だし、お金も必要。良い環境も地位も名誉もあるに越した事はない。

お金が無くても幸せになれるなんて言う人がいるが、少なくとも現代社会において、全くの無一文で幸せな人はたぶんいない。それなりのお金はやはり必要だし、それなりのお金を稼ぐ為にはそれなりの環境も必要。

幸せは引き算では無く足し算。今ある現状から引くのでは無く足す事、足す為の努力の先にある状態だと思う。

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