答えはそこに
15年ぐらい前
うつ病の診断受けて休職、療養中のこと
薬のおかげで眠れるようになって
少しずつエネルギーが戻って来たものの
24時間ベッドにいるのは良くないと
目覚めたらせめて…と、ソファへ移動する
夜になったらベッドに戻る
そんな日々でした
ある日、頭の中で声がしたのです
「歩け。歩かないとダメになる」
相変わらず頭の中はぼーっとしていたにも関わらず、この声には従わなければならないと強く感じました
とりあえず歩けるだけ歩こうと、川べりまで片道7分ぐらい歩いて…
なんだかわからないけれど、ここまで歩けたからなんとかなる気がして、その日からウォーキングが日課になりました
落ちて落ちて歩けない日もありましたが、歩ける距離が伸びるにつれて、頭の中も歯車が噛み合うようになっていきました
だいぶ回復して、活字が読めるようになり、うつ病にはウォーキングが良いというのを知ったのでした
あの時、わたしに「歩け」と言ってくれたのは、たぶんわたしの潜在意識
自分のからだのことは、きっと自分が一番よくわかっている
外からの情報に踊らされず、まずは自分の内側の声を聴いてみること
そこに答えも道もあるんじゃないかな
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