68-2歌声が聴こえる


指輪を嵌めた「指」
そして「手」

どこの世界から来たのか

それは
どこか別の場所のお話

おどろくべきことが二つ
同時におこる

あの声、
あの歌

一つは、あの声に
(そして木霊とリフレイン)

とつぜんたくさんのほかの声が
(どこから?)


ここではないということだけがわかる

その調べは
かつて聞いたことがある

誰もが知っている
だけど
それぞれ「別の歌 音階 メロディ」として聞いていた


母の夢
そのまた母の夢

夢から覚めた母
そうして眠り続ける赤子

お腹の中で聞いた
ハートビートと
地球のハートソング

懐かしい
滅びの地球

あの、「故郷」

加わった、
あの「お話し」の中で聞いた

「それは数えきれないほどたくさんの声」


さいしょの声
美しさ

ハーモニーと和音
そして

音階


階段を登る人

次元の階段を「同時」に登ることでもある「ヒト」


ずっと高く
冷たい、銀の鈴のなるような声


もっと高く、もっと「奥へ」
あのタマネギの向こう側の世界から


歌声が
泣き声が聞こえる


ついで、おどろくべきことが二つ、同時におこりました。


本を閉じる、17歳のrelaxmax

一つ

あの声
そして!

「とつぜん」
(一瞬の突然
そして
長く、ずっとながく昔からあった「突然」)



たくさんのほかの声が加わり
「むかし話」の始まりを
体験する

新しく生まれた
新しい 遺伝子
神さまに治してもらった人たち


それは、
数えきれないほどたくさんの声


どこかで聞いた懐かしい声もある

二つめのおどろき


頭上の闇
にわかに星々で燃え立つ

燃える闇、そしてシンクホール
その磁力

かつての
あのメテオライド!

始まりの「歌」

きらめいたこと、星たち


夏のよいのように、一つ
また一つ

なにげなくあらわれた
というあの「リリック」


いましがた
と夜明け

人類の夜明け
そして 中の「闇」


ほかになにもなかった
「ところ」の星座


星座の位置を読む
星と星人(ほしびと)たち


つぎの瞬間

(そうして億もの
「つぎ」の瞬間


つぎ

tsugi

ツギ
と、、、


何千という光の点

ぱっとかがやき


出た「新しい魂たち」

星から生まれた魂

それを自分の殻としてのカラダに
宿す動物たち

星の動物園


新しい星々があらわれた


さいごの戦いの本の
次の本のページに書いてあった


それを読む
セントールたち


新しい声が加わった

いくつもの「まったく同時」



ディゴリーのように、それをじぶんの目で見、じぶんの耳で聞いていれば、、、(答えはあの本の中に書いてある)


うたっているのは
ほかならぬその星

星々を出現させ
その魂から 星の動物園が

星々に歌をうたわせた
はじめの声、ライオンとしての

あの懐かしい歌

会いたかった
父のような、存在
(ある意味父がいない こどもたち)



深々とした歌声の主、あの父のような、、、


うたがう余地なく心に感じた「あの歌」


歌声が続く


だんだんあたりが明るくなってきて

やがて
「川が!」


人の声がする!


(そう、川なんだ!)


-
「そしてその声が、まだそれまでに出したことのないほど力強い、荘厳なひびきにまで高まったちょうどその時、太陽がのぼりました」


あの本を読む
かつてのrelaxmax
-

その朝日に照らされ
歌声の主の姿が
relaxmaxの心のスクリーンを通して「浮かぶ」

心に浮かぶ
「あの存在、父なる大きな愛」




それはライオン
ライオンが歌いながら歩く


そこに人は
ムハンマドを見る


彼らの約束の「あとの世界の」むかし話


草や木が生え
どんどん青々と、、、
そこに、
バベルの話を思い出すものたちもいる


ライオンが、歌によって、何もなかったこの世界に命を与えていった、、、あのむかし話のはじまりと「終わり」

そして
重なる歌声

(人の気配、川だ! そして 星から魂をもらった 動物たちも?)

でも、、、
海はどこへ?
海の生き物たちの影はどこに?


つづく
          


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