見出し画像

#05 オトナ世代の家づくり(家を選ぶなら中古か新築か)

さて前回の続きです。

中古か新築か、現時点での私の結論。

マンションなら条件次第で中古はあり。築浅ならなおよし。ただし室内状態よりも、眺望や窓位置、管理会社と状態(住民の民度も含む)と施工会社、あとは躯体(特に二重床か否か)をチェックします。

眺望や窓位置は、マンションならではの環境を得られる場所なら魅力的ですし風通しが良いことは住みやすさの上でとても重要。管理会社は言うまでもなく、マンションは管理が大事で施工会社が大手ならやはり何かあっても安心。また、私は目に見えない部分として配管と防音を考えると二重床・二重天井の躯体を希望したい。

さらに室内状態を見るならどんな住設が入っているのかグレード感と共用施設もチェックしてこの先修繕費がかかりそうなものがないかどうか、元々何にお金をかけた物件なのか、なんて目線で見たいと思います。思います、って書いているくらいで実際探しておりませんが!

戸建は住みたいエリアの中古住宅で良かったものがほぼなしのため、結局新築になりました。もちろん、コスパでいうなら中古でしょうね。悲しいかな、日本は建物評価がされないですものね…!戸建はスーモ&現地周辺ドライブなどで中古チェックはしました。でも、性能もデザインも間取りもピンと来なかったんです。

自分が建てつつあるのにですが、やはり注文住宅ってその建てた方の爪痕が強すぎるんですよね。もしも、自分とセンスも使い勝手もぴったりするか、惚れてしまうような名作戸建が見つかれば別ですが。古民家も憧れますがお金をかけてまで住みたい稀有な材料を使っているとか素晴らしい環境でない限り私は踏み込めないだろうな…というのが今の正直な気持ちです。中古の空き家活用をすべき、という意見には共感するのでけれど….

一方、マンションは間取りが画一で面白みがない、とはいえ逆に匿名性が強いのでクセがない分、逆に受容度が高くなり中古でも嫌じゃなくなる側にいきます。

「誰かが欲しい」というものが資産価値が高くリセールバリューがあるということ。その点、日本の戸建の注文住宅は建築コストも諸費用も高い割に高く売れない可能性が高い。(アメリカの戸建住宅はプランが標準化されているとかでプラン集の本がありそれをベースに建てるとか。合理的ですよね。)

今建てつつある家もややクセありのため、あの子(擬人化)の行く末を実は心配しております。よほどの作品でない限り将来的に金銭的価値は下がってしまうだろうな。でもでも、私達家族として享受するものは金銭的価値以上のものがあると思ってはいて。でもその覚悟、資産価値低下前提意識をもたないと戸建の新築注文住宅に手を出してはならないと思うのです。

とはいえ、家がかわいそう。少しでも下落を抑えるためにはどうしてあげたら良いものか…なんて住む前から考えているという自分もおります。(複雑!)

と、家選び、揺れ動く乙女心満載ですねー!
というわけで本日も読んでいただきありがとうございます。

次は結局、私たちの住まい選びが新築戸建にいきついた話についてもう少し丁寧に書いてみようと思います。

(参考情報)
二重床や二重天井の説明です。
やはり家は見えない部分がとっても大事。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?