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ボクと同じ日本人のキミへ⑤

今日もボクからのお手紙を開いてくれてありがとう(*ov.v)o

昨日は、みんなの悩みの根っこには「使えるお金が少ない」というものがあって、それはカウンセラーをも悩ませてしまうって、切ないお話しでした。

でも、みんなにも配られた特別定額給付金(10万円)が毎月配られたら、みんなの悩みの根っこが解消されるよね、そしてそれは普通に出来るお話しなんだよってお話もしました。

そして、いよいよ「ほんとにそんなこと出来るん?」「未来に大変なことが起こるんじゃないの?」って、誰でも疑問や不安に思うのが当たり前の気持ちを、「マジか!?」「出来そうじゃん!!!」という晴れやかな気持ちにしていくために、その一歩目を、キミに一生懸命伝えたいと思います(`・ω・´)9

「収入が少ない=働きが悪い」の思い込み

もしね、毎月、みんなに10万円配られる!ってことになったら、キミはどう思う?

嬉しい?
だよね!嬉しいよね
☆⌒v⌒v⌒ヾ((`・∀・´)ノ ヒャッホーィ♪

でも、それと同時に、仕事もしないのに10万もらうなんて無理に決まってる!続くはずがない!
とも、思うんじゃないかな?

でもね、それは完全に勘違い!
みんながそう勘違いしてしまうのは、キミの、そしてみんなの仕事は、本当は、もっともっと価値が高いってことに、気が付いていないから。
といっても、ピンとこないと思うので、例え話をさせてもらう(*´・ω-)b ネッ

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見出しに使った写真だけど、もう一度!

これは昔のお百姓さん。
昔と言っても、ほんの50年くらい前のお百姓さん。
この頃は、田畑を耕すのに、まだ、牛や馬が活躍していました。

この頃は、10人家族でも100アールの耕作は難しかったと思う。
農村には「今日は〇〇さんとこが田植えだから、手の空いてる者は行ってやろう」と、農繁期には集落全体での『結』という助け合いがあって、そうやって力を合わせても、その程度しか耕作できなかったのね。

今はというと、機械化などの発展により、作業効率・生産効率、共に飛躍的に向上して、おそらくだけど、一人で100アールの耕作をするのも難しくないどころか、3~4人で500アール以上の耕作をしておられる農家さんもざらにあります。

50年前と比べると、少なく見積もっても、1人で10倍の生産が出来ているというお話しで、だったら1人あたりの収入も10倍とは言わずとも5倍くらいには増えてないとおかしくないですか?

そうです!
お百姓さんに限らず、現代人は誰もが、半世紀前の日本人よりも、はるかに多くの物を生産できるようになっています。

なのに、1人当たりの収入は同じ、あるいは少なくなっているわけで、これは、その人の生産力の優劣ではなく、何か別のものが作用しているハッキリとした証拠の一つじゃないかな?
キミはどう思う?

物の値段が下がってるからかも!?

こんな話をすると、1人でたくさん生産できたとしても、作ったものの価値が下がって、欲しいと思う人がいなくなったら、値段が下がって儲けが少なくなることもあるんじゃん?って話しが出てくると思います。

たしかに、せっかく作った物やサービスが不要と思われるようになったら、値段が下がっちゃいますね(*´・ω・)´-ω-)

でもですね、値段が下がっちゃうのには、物が不要となることと同じくらい、影響があることがあります。

なんだと思います?

ヒント!
値引き合戦(価格競争)が起きている時も、この現象です!

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価格競争ってどうして起こるんですかね?
上のイラストのみんなも、欲しいとは思っているんですよね!
取り合うくらいですもんね( *´艸`)

みんなが「もうちょっと安かったら買えるのになぁ~」って思っているから、買ってもらえるように少しでも値段を下げようと、売り手の方が頑張り合って起こるのが価格競争ですよね。

日本の企業はみんな頑張って、みんなが何を欲しがっているのかを調査し、また、更に生活が良くなるような製品を開発しています。

農業もより美味しく安全なものを。。。と頑張っておられる農家さんはたくさんあります。

漁師さんも酪農家さんも、お家を建てる人たちも、他の誰もが、そしてキミも「よりお客様に喜んでもらえるものを!」って頑張ってくれてます。

中には不要なものがビジネスになっているものもあると思うけど、ほとんどが、すごく頑張ってくれていると感じます。

そして、その努力の結晶である生産物が、価格競争という名で買い叩かれているのが、今のキミやボクの目に映っている日常なんじゃないかな?

となると、察しの良いキミはもうわかっちゃったよね。

そう、今、日本で物価が下がっているのは、物が溢れかえっているからではなく、みんなの使えるお金が足りないから起こっている現象です。

例えば、お店が儲けが出る値段で買ってもらえなかったら、お店は仕入れる時に、充分な値段で生産者から買ってあげることが出来なくなっちゃうから、50年前より、はるかに効率良く生産しているのに、利益がすごく少なくなっちゃって、生産者もさっぱり儲からなくなっちゃってるって感じです。

長期デフレの日本はマゾ?

今日はちょっと難しい話になっちゃったかな?

ザックリまとめると、キミの収入が少ないのは、キミの働きが良くないからでは全くなくて、みんなの使えるお金が少ないからお店(会社)が儲からない→お店(会社)が儲からないからお給料を奮発できない→お給料が少ないからやっぱり使えるお金が少ない→やっぱりお店は儲からない。。。
こんな悪循環を起こしちゃってるんだね!というお話しでした。

こういうのをデフレスパイラルとか言うんだってね(ノω・、) 
日本は、消費税3%が導入された後にバブル景気が崩壊し、その後30年近くもずっと、このデフレスパイラルから抜け出せないでいます。

でも実は、この、キミやボク、そしてみんなを苦しめているデフレ状態。
今のボクから見ると「日本ってマゾなの?」って唖然とするくらい、不自然な状態なんです。

デフレの解決法なんて、ちょぉ~簡単!
明日はキミのココロが思わずスキップしてしまうような、そんな話がしたいなぁ~って思っています((σ。ゝω・)σ))

今日は、特に、難しいお話もしちゃったのに、頑張って読んでくれて、本当にありがとう(*>ω<*)

お疲れさまでした(*ov.v)o
また、明日(○ゝω・)b⌒☆NE!

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