閉店する"実家" 湯楽の里 取手店の思い出
湯楽の里 取手店、閉店するってよ
俺たちの実家、湯楽の里 取手店がとうとう2024年1月8日で閉店となる。
これ、絶対に極楽湯の跡地だな…と思わせるようなスタイリッシュな店内。駅からも遠く、ほぼ地元民しか来ないはずなのに、いつも駐車場は一杯。ほんとうに実家感満載の良い施設でした。
思い出を振り返る
仕事が一区切りした21時。回数券の有効期限を確認しながらお店に急ぐ。靴箱で100円がないことに気づいて慌てて両替。ここで両替しとかないと脱衣所でも使うからね。さて。とんかつカレーうどんとコーラでまずは腹を満たす。
腹一杯になったら、とりあえずコミックコーナーで休憩。宇宙兄弟を読み直す。22時、子ども連れも少なくなり、空いてきた浴室へ。時間が早いと、サウナにチャレンジして10秒で出ていくわんぱくボーイが多いからね。
シャンプーとボディーソープが、クールじゃないやつの席ね。一番手前の列だけシャワーの高さが変えられるので、そこがいいかな。後ろにおっさんが居ると100%の確率でこっちにシャワーが飛んでくるから気をつけて。さて、とりあえず露天風呂で一回温まろうかな。
露天風呂では大学生がだいたい下世話な話をして盛り上がっている。一緒に来た子を狙ってる…ってそれ、女風呂まで聞こえてるんじゃないか? 露天風呂の横にある釜風呂は、温度が低過ぎて一度も満足できたことがないのでスルー。露天風呂の入り口脇にある、ところどころ木が腐って抜け落ちている遠赤外線サウナへ。
大音量のテレビで野球中継を見るおっさんたち。そのおっさんたちの一員になり、目が見えないので雰囲気で、おーとかわーとか紛れ込む10分間。出たあとは一旦脱衣所に行き、2台ある給水器のうち勢いが強すぎて壁まで飛び出る方で水を飲む。かけ湯をして水風呂へ。今日も潜ってるおっさんが2名。おっさんに怒られている。外気浴は釜風呂の横の椅子へ。頭を預けるのにちょうどよいので、釜風呂の存在を許す。ベンチは後ろに下げすぎると排水溝に落ちるので要注意。
昔ながらのカラカラサウナなので、2~3セットが限界。最後は炭酸泉で締めて上がる。脱衣所のフルーツ牛乳が売り切れていたとしても、受付の横の自販機だったらあるかもしれないぞ。上がるのが遅いと妻に怒られながら帰宅。
そんな、気兼ねなく使えた地元の銭湯だった、湯楽の里 取手店。もう近くに施設はなくなってしまったよ。
新しい実家はどこに
これからは50分かけてつくばの喜楽里に行くのかな。
小学生以下お断りの落ち着いた店内、乳首が取れそうなくらい熱風が強いオートロウリュ、カップルがテラスのソファーにいっぱい居る岩盤浴。本当に同じ会社がやってるとは思えないよ。とんかつカレーうどんがなかったら信じてなかったね。
それとも野田市のミュージックサウナがある、野天風呂 湯の郷かな。
露天風呂の奥にあるフィンランドサウナが良いよね。
一番近いのは満天の湯だけど、ちょっと混み過ぎてて悩ましいな。
スパメッツァおおたかの森も近いけど、平日じゃないとやっぱり混みすぎていて厳しいね。
どこもしっくりこない
まだ新しい実家は決まっていない。もしかしたらあと2年くらいは実家ロスなのかもしれない。
あたらしい施設として湯楽の里が帰ってきてくれることを妄想して。
このブログはサウナ Advent Calendar 2023の記事でした。
Header Photo: サウナイキタイ https://sauna-ikitai.com/saunas/1478
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