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弱い自分と向き合って、小さな挑戦をする勇気をくれる漫画


『凪のお暇』はコナリミサト先生による、凪の暮らしに焦点を当てた漫画です。ちょっと前には、ドラマ放送もされています。

そんな『凪のお暇』は、日々の暮らしの中でのモヤモヤを消化してくれたり、小さな挑戦する勇気をくれるんです!すごく、ほっこりして、嬉しくなる。なので今回はそんな『凪のお暇』の良さについて話したいと思います。

あらすじ
物語は、空気を読みながら生きてきた28歳のOLの凪が、過呼吸になり会社をやめ、全てを断捨離して田舎の六畳一間に引っ越すところからはじまります。その凪が普段の生活の中で、自分の弱いところに向き合って、それで小さな挑戦をたくさんしていく姿がなんとも感動してしまうのです。凪の心理描写が的確で、読んでいる人も心が揺さぶられます!そして、凪が勇気を出した結果に小さな豊かさを手に入れると、こちらまで嬉しくなってしまうのです。

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1. 空気を読まない、空気は美味しい!

凪が六畳一間に引越しをして、はじめの時に言う台詞があります。
「空気美味しー」

もうそれだけで、凪がそれまで、どれだけ自分以外の空気のために頑張ってきたのか、苦しめられてきたのかがわかるような気がします。今まで、会社で空気を読んで行動していたからこそ、そういった場の空気は、彼女にとって重たいものでした。

しかし、新天地では、凪をしばるものはなく、凪は開放されていて、その感情が「空気美味しい」の一言にすごく現れているのです!

どんなにおしゃれなランチよりも、シンプルな食生活が幸せに感じること。今を頑張る社会人の方なら共感することがたくさんあるかもしれません。

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2. 凪がちいさな挑戦をすればするほど、世界は優しくなる

凪は今まで自分が自ら決めて選択をしてこなかった過去をもとに、日々ちいさな挑戦を続けます。スーパーで買った金額が間違っていたらそうと言ってみる。隣人に勇気を出して話かけてみる。

そんなちいさな勇気ある挑戦が、凪の生活をどんどん豊かにしていきます。表面だけしか見ていなくてわからなかったものの、違った側面がたくさん見えてくるのです。そんなことたちが、どんどん凪の生活を彩ってくれます。


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3. 凪は、弱い自分とも向き合って言語化している

物語が進むと共に、凪は自分の弱いところも自分で言葉にしていきます。とても恥ずかしくて人には言いたくないようなことも多い。それでも、紆余曲折しつつ、それを認めて進んでいく凪が格好良いのです。

そして、読んでいる方も、「ああ、これはわたしのことだ。わたしもこうゆうずるいところがある!」と思わず恥ずかしくなってしまうほど、言い当てられてしまうこともあります。凪の物語には、ウソがないのです。

だからこそ、ふだん頑張って働いている人・生活している人に響く漫画だと思います!特に疲れた時にぜひ!


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