5部屋でひとり暮らしをしてわかった、幸せな住環境の選びかた

出来るだけハッピーな生活を送る上で、「住まい」ってとても大切ですよね。それによって、暮らしの質が変わってきます。めちゃくちゃ大事。

しかしながら、そんな大切なことなのに、「住まい」を選ぶ機会ってそんなにありません。なので、どんな住まいを選んだら良いのかもわかりにくい。それに金銭的に制限があったりと、何もかも欲しいというのは難しい。そんなふうにとても選択が難しいことのひとつです。

なので、20代半ばまでで個人的に4都市5部屋でひとり暮らしをしてきたわたしが考える、「幸せな住環境の選びかた」を以下に記しました!

(注)
この記事は基本的には「都会などで仕事をしている若手社会人のひとり暮らし」を対象にしています。パートナーや子供がいる場合には状況が変わることも多くありますのでご注意ください。

ルール① 職場(学校)の徒歩圏内に住む

これはいちばん生活のQOLを上げてくれます。歩いて職場に行ける場所に住む。いちばんおすすめ。

徒歩圏内に住むことの良さのひとつは、電車に乗らなくて良いこと。電車に乗らなくて良いと、体力・気力・頭のエネルギー全てが温存できます。

電車に乗るというのは、みなさんが思っている以上に、こういったエネルギーをしています。満員電車ならなおさら。加えて、電車があると、どうしても待っている時間など毎回の時間差が発生してしまう。これが徒歩通勤だと「15分前に出るだけ」という極めて簡単なスケューリングができ、脳の仕事を減らせるのです。

もうひとつの圧倒的な良さは、自分の使える時間が増えることです。徒歩20分の場所に住んでいれば20時に終わったら、20時30分にはもう家でリラックスできています。すごい。寝るまでに使える時間がたくさんある。この自分のために使える時間がたくさんあるのは20代にとっては大きな資産です。今後のキャリアのための勉強も思う存分できます。

また、徒歩で毎日通勤することで、エクササイズの時間も併用することができるんです。わざわざジムにいくことなく、毎日1時間弱のウォーキングの時間が確保できるというのは一石二鳥です。

(補足)
職場の近くに住むと、どうしてもプライベートと仕事が一緒になりそうで嫌だという方もいますよね。その解決方法としては、「徒歩圏内に住んでいることをペラペラ喋らない」と「会社の人がよく使うルートとは違う方向に住む」かなあと。マップをにらめっこしていると、よく行かないのに意外と近い区域みたいなのがあると思われます。


ルール②家賃は出来るだけ抑える

はじめてのひとり暮らしとなったりすると、どうしても「素敵な家」に住みたくなりがちです。新築だったりデザイナーだったり、おしゃれで綺麗な家に住みたいですよね。わかります。

一方で、おすすめなのは家賃を出来るだけ抑えること!が全力でおすすめです。月収に関係なく、自分が住める最低限ラインを攻めていくのが良し。

というのも、家賃を抑えるのが、いちばん簡単にお金をためる方法だからです。家賃が安いだけで、別に努力をする必要も我慢もする必要もなく、余剰資金を確保することができます。そして!余剰資金が多ければ多いほど、新しいことに挑戦できるのです!

わたしがこれをおすすめするのは、普通に社会人をしていると、節約するのってすごい大変だからです。仕事でない時間まで体力を振り絞って自炊したり、仕事でストレスが溜まっているのにストレス発散ができなかったりするのは、なかなか大変です。というか、わたしには無理。そんな時に、そういった「頑張り」をしなくても、お金が溜まっていくのが、安い家賃なのです。家賃の安い家も大抵住めば都です。

そして、そんなふうにできた余剰資金は、「自分の投資」に回しましょう。将来つきたい仕事の勉強資金にしたり、「ちょっとやってみたいこと」をどんどん試してみたり、行ってみたいところに旅行をしたり、将来の自分の糧になる体験に投資するのがおすすめ。20代こそ、なんとなくなくなってしまう家賃ではなく、将来の投資にガツンとお金を使う価値があると思う。そしてこれらの投資は、長期的にあなたが幸せになるのを手助けしてくれます。

(補足)
会社の近くに住みつつ、家賃も抑えるって無理だよ、と思う方もいるかもしれません。そのためには、以下のことを諦めてみてはいかがでしょうか。広い家、新しい家、おしゃれな家、駅近である家です。
狭い家なら、洗練された少数のものを持てば良いですし、新しくなくても清潔にしていれば過ごしやすいです。一見おしゃれではなくても、自分のインテリアのセンスでおしゃれにすることはできます。職場に歩いていければ駅近でなくても普段は大丈夫。余剰資金があれば遊びに行く時はタクシーを使うこともできます。
あとは、シェアハウスに住んだり、友達等をシャアして住むことでも、工夫次第で、会社の近くに住みつつ、家賃を抑えることができます。

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ルール③公園や川など自然の近くに住む

これは個人的な経験から。近くに公園や川や海などリラックスできる場所があると、気分転換に最適ですので、そういった場所がおすすめ。できれば24時間空いていたり、自分の好きな時に行けるのが良いと思う。

上記のハードルが高ければ、屋上庭園のあるビルやちょっとしたオープンスペースのあるところ、勝手に入れる大学や緑に囲まれたカフェなどで代用しても良しです。

家以外の、リラックスできる場所を近場に確保できていると、日々のメンタル管理がめっちゃ楽になります。そうゆうところでポーッとしていると元気になる、みたいな自分なりのパワースポットのような感じで使ってください。

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ルール④早朝に行けるお気に入りのカフェの確保

出勤前などに行ける時間帯に空いているカフェを確保しておくのは、とても生活を助けてくれます。朝活として、仕事まえに気合を入れる場としてこれがあると重宝します。

具体的な用途としては、先日失敗をして今日謝らなくてはいけない朝や、大事な役割を任されていてプレッシャーを感じている朝などなど、「会社に行きたくないなー」と思う時にいくと良いです。

会社には行きたくないけれど、大好きなカフェにならいけます。そして、そのカフェでお気に入りの飲み物を飲みつつ、英気を養い、朝の冴えた頭で、今日の仕事をどう乗り切るかひとり作戦会議をする。これができると、割とタフな仕事の場面も乗り越えられたりします。というわけで、めっちゃ良い。

また、そういった追い込まれていない時は、何か自分のための勉強などを朝の時点でこなしてしまうのに使えます。仕事から帰ってきてからは疲れて何もできない人でも、早起きしてお気に入りのカフェで勉強等をする時間はとても効率よく、物事を吸収できます。ご褒美的なものもあるので、家でやるよりずっと捗るし。

そんなふうにして、朝に使えるカフェがあるだけで、人生を良い方向に転がしてくれるのです。ちなみに、カフェにたくさん行けるように、家賃を抑えておくのは前述の通り。

まとめ

上記のルールは、わたしが4都市5部屋で一人暮らしをしてみて、体感して大事だと思ったことをまとめたものでした。これを基準に選ぶとQOLが上がるというものです。

今まで、職場から遠くて広くておしゃれな家に住んだり、職場に近くてやたらと綺麗だけど周りはビルしかない家に住んだり、職場に近くて小さくて古いけど自然が近い家に住んだり、職場に近いところでシェアして住んだり、いろいろしました。その中で、自分にとって優先順位の低いこと(広い・綺麗・おしゃれ)と、自分にとって優先順位の高いこと(職場に近い・安い・自然に近い・良いカフェがある)がわかりました。多分、他の人にもいろんな意見があるかもしれません。多分、家にいる時間がどれだけ多いのかなどもポイントですよね。

わたしの上記にあげた基準は、20代でひとり暮らしをしている社会人で「今後もっと良い仕事をしたい、自分の生活を向上させたい、自分らしい仕事を模索したい」という成長意欲やチャレンジ精神が高い人に向いているかもしれません。

もちろん、年齢を重ねれば、優先順位が変わったり、優先順位の低かったものまで余裕でカバーできる経済力が出てきたりといろいろ変化があるはずです。その時はその時に合わせて変化すれば良いと思います。


読んでくれてありがとうございました!
おわり


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