透明な湖と雪の壁、北国の凄さー東北北部ツーリング四日目ー
前回までのあらすじ
牧草地帯を下って行ったと思ったら5月にも関わらず雪山に突っ込んでしまったです。絶対絶命と思われたがなんとか雪山を脱出して秋田側に到着。いよいよ北海道まであとわずか。
グーテンターク。KTM 390 Adventureの妖精ドーラです。
今回は秋田県の大曲から北上して行って弘前まで行くです。いよいよ北海道までの距離も後少しになってきた感じがあるですが、まだまだ東北を満喫するです。
早速朝から秋田県大曲を出発。目指すは国内でもっとも深い湖という田沢湖です。びわ湖の水深が北の辺りで大体100mなのでおおよそ4倍、ちょっとびわ湖だけでもかなり深いと思っていただけに想像できない深さです…
県道261号、県道11号、県道259号、県道50号と進んで国道341号に乗って田沢湖に向かって行くです。
なんと、朝から秋田新幹線こまちさんに遭遇、なんだか朝からついている気がするです。
田沢湖までの道のりはかなり細かい道の連続で看板を見落とさないように注意して進んだです。
そして県道38号を進んで無事田沢湖に到着、ちょっと行く道は余呉湖への道みたいな感じだと思ったです。
田沢湖、透明度は物凄いのに、ちょっと近づいただけで底が見えなくて湖岸から一気に水深が下がっているように見えて、水がなかったら断崖絶壁なんじゃないかと怖くなったです。
でも、透明なだけあって物凄いきれいな湖と湖岸の景色だと思ったです。
田沢湖を1周するです。田沢湖は周回21キロの小さな湖なので簡単に周回でき、本当にどこから見てもきれいな湖だったです。
田沢湖を後にして、国道341号を北上して弘前へ向かうです。
田沢湖から上は大きな川とダムが連続していてとても走っていて気持ちがよく楽しい場所でした。でも、少しずつ雪が増えてきたのが見えてきてまた少し不安になったです…
ここは別名アスピーテラインっていう4月中旬から通れるようになった絶景スポットらしいです。なんでも、今の時期だけは雪の壁の間を走る事が出来るような素晴らしい道とのこと。
弘前へ行かないといけないのですが…仕方がありません。
アスピーテラインがドーラを呼んでいるです。
と、いう事で早速アスピーテラインに突入です。
登っていくに連れて雪がどんどん深くなっていくです。
更に上って行くといよいよ雪の量もドーラの背丈を超え始めました。正に雪の回廊。雪の回廊と言うか雪の壁と壁の間の道みたいな感じです。
登っていくほのかに硫黄の匂いが、と思ったらやっぱり温泉があったです。この辺りも山の上に温泉が湧いているです。なんだか不思議です。
登って登って遂に大深沢展望台に到着です。
なんという絶景。雪に埋もれた山々の景色に言葉を失ってしまって、天空の光景とはこのような物だと思うです。
そこから進んで行くと更に雪の壁が深くて本当に雪しか見えなくなったです。
これだけの雪が積もっているのもこれだけの雪を除雪できるのもどちらも気が遠くなるような気持ちです。
これが本当に夏になったら溶けるってちょっと信じられないです。
アスピーテラインを岩手側に下って行くと雪に埋もれた岩手山がの姿がはっきりとその存在を主張し始めてついつい目で追ってしまうようになったです。本当にすとんとした三角錐の形が裾野まで広がっていてかっこよくて目が離せなくなったです。
この道は雪がなくなった時でもいい感じの景色が見れそうです。
と、いう事で八幡平の麓まで到着です。
ドーラ疲れたです…
でも、満開の桜と岩手山に心を奪われてしまって疲れた気持ちすら吹き飛んでしまったです。
さて、弘前に行くのでこれから国道283号に戻って北を目指して行くです。
え、さっきまで岩手側の八幡平の近くにいたじゃないかって??
そういう事もあるです。失った時間はお金で解決。250㏄以上のバイクの特権です!
と、いう事で、鹿角、小坂を抜けて行くです。
山頂でいよいよ青森との県境を発見。
いやーここまで長かったです。いよいよここから北海道にフェリーさんで行くことが出来るです。
その前に、東北を更に満喫すべく弘前の街に向かったです。
弘前の街へ向かうと目の前にこれまたりっぱなお山が。
今度は津軽富士こと岩木山だそうです。この辺り○○富士ばっかりで頭が混乱しそうです…
弘前城では絶賛さくらまつりを開催中という事で桜を更に満喫するです。
うーん、さくらまつりって割には寂しい感じで、完全にさくらのシーズン終わってしまったみたい…城壁も工事中だし残念な気分になってしまったです。
今回はここまで、北を目指すだけかと思ったら思ったより遥かにいい物を見て感じる事が出来たです。
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ここまで読んでくれてダンケでした。いよいよ次は北海道??
KTM 390 Adventureの妖精ドーラでした。
また遊びに来てくださいです。
次回
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