牧草地帯を抜けると冬に逆戻り!?ー東北北部ツーリング三日目ー
前回までのあらすじ
宮古から遠野を通って盛岡近くの雫石って場所まで行ったですが、遠野思ったより遥かに寒くて風景は良かったけど、気候には恵まれない一日でした。
グーテンターク。KTM 390 Adventureの妖精ドーラです。
今回は岩手県を南下して、教えていただいた平泉で有名なお寺を見た後、山を越えて秋田県の大曲って場所まで走ろうと思っているです。
岩手もかなりぐるっと回った感じがするので、いよいよ隣の秋田へ進出です。秋田もどんな場所なのか今からわくわくです。
朝から南に向かって平泉を目指すので、県道281号に入って一度東を目指すです。
県道13号に突き当たった所で、県道13号を南に下っていざ平泉に行くです。
県道13号は東北自動車道に並行して走っている道なので、道幅も広くてのんびり走る事が出来たです。
花巻からは県道13号をパスして更に西側を平泉まで走っている県道37号に乗り換えて山方向へ向かいつつ、南に下って行ったです。
秋田方面に向かうので、目の前に岩手をと秋田をさえぎる山が。
下って行くと北上盆地って場所にやってきたです。
ずっと続く丘陵の中の牧草地帯で雄大な気持ちになる広さだったです。
この近くにこの盆地がよく見える展望台があると聞いたので、寄り道して行ってみたです。
県道37号は更に続いていて更に進むといよいよ平泉にある中尊寺ってお寺に到着したです。
流石に連休中だけあって凄い人です…
ドーラでも嫌になるぐらい人いるですが、昨日はイベントやっていたのでもっと人が多かったらしいです。そう考えると今日で良かったです。
中尊寺は凄く広くていろいろと見所のある場所でした。金色堂は本当に金色のお堂で凄いというよりは悪趣味って感じがしたのでドーラの感覚からするといまいちだったです…
中尊寺を後にして、県道31号から国道342号に乗り換えて西の秋田を目指すです。道幅も広くてすこぶる快適な道なりです。
これから行く先ではないと思っていたですが、どうやらこれから行く山が正にあの雪山っぽいです。
地震で壊れた橋も…怖いです。普通に撤去しておいて欲しかったです…
と、いう事で雪が深くないといいなと思いつつ、国道342号を登って行くです。最初はちらほら雪が残っているだけだったのに、上に上がるに連れてなんでここ冬季通行止めでないのだろうってぐらい雪が残っているようになってきたです。
でも、普段は雪が深くて走れない雪の回廊を走れるっていうのはとても気分がよくて、これは病みつきそうです。おまけに雪の深い間と言うのはさむくて寒くて辛いのに、所詮は5月の気温なので真冬の寒さではなく快適と言えば快適です。
そして登れば登る程雪が深くなる中頂上に到着です!!
到着した瞬間に分かる硫黄の匂いにもくもくと立ち上る煙。
完全に温泉地です。
ここは、須川高原温泉って場所らしいです。ここ標高1000メートルぐらいなので、びわ湖バレイぐらいの高さなんですが、こんな高い所に温泉がこれだけの湯量湧いているなんて地球って不思議すぎると思ったです。
でも、長野もよく考えたらこれぐらいの標高で温泉湧いていたので案外そんなものかもしれないです。
そしてここから先が秋田県です。
明らかに岩手側より秋田側の方が積雪量が多いです。やっぱり日本海側は積雪量が多くて、この山で雪が降って岩手側に行かないんだと思うです。
秋田側のくだりは道幅も広くて、積雪量も1m越えが続くので正しく雪の回廊の間を下って行くです。本当にきれいで素敵で、ずっと下っていたい気分になるです。
でも、ちょっと下ったらもう雪はすっかりなくなってしまったです。流石にもう5月で20度越えの日なので雪が残っている方が異常だと分かっていてもちょっと寂しくなったです。
下っている最中に建設中のダムを発見。
重機さんがたくさん動き回っていてダムってこういう感じで作っているのかって勉強になります。完成した姿が今から待ち遠しいです。
麓の国道13号から県道117号に入って横手をパスして大曲に到着です。この辺りは完全に田園地帯で秋になるのが楽しみになる景色でした。
今日はここまでです。牧草地帯を抜けたらまた冬になってしかも湯量の凄い温泉に出会うなんて東北は不思議で一杯でした。
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ここまで読んでくれてダンケでした。また遊びに来てください。
KTM 390 Adventureの妖精ドーラでした。
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