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匂いでマインドをコントロールする

人間にとって最も根源的な感覚は何かという話があります。
おそらくそれは〈嗅覚〉だそうです。
なぜこのように言われているのか、それは感覚が脳に伝わる経路の違いにあります。嗅覚を除く4つの感覚〈聴覚・視覚・触覚・味覚〉は脳の視床と呼ばれる処理器官を通り、大脳新皮質を経て大脳辺縁系にたどり着きます。すごくざっくり説明すると、情報を処理するところ→知性や知能を担当するところ→本能や衝動を担当するところ。と流れていきます。

嗅覚は大脳辺縁系にダイレクトに接続

ところが嗅覚だけは大脳辺縁系に直接刺激が送られます。これこそが嗅覚が最も原始的な感覚と呼ばれる理由です。

嗅覚を使って感情をもコントロールする。

嗅覚が知性を司る大脳新皮質を経ずに大脳辺縁系に到達できるのであれば、自分の意志や知性でコントロールできないことを嗅覚による刺激でコントロールできるようになるかもしれません。
例えばダイエット中に食べたくなったら、嫌いな匂いを嗅ぐことで一時的に食欲を抑えられます。
例えば勉強やデスクワークをするときに決まってミントの匂いを嗅ぐという習慣をつくれば、その匂いを嗅ぐことが作業に集中するためのスイッチとなります。

もっとも使い勝手が良いのはリラックス

私も実際に効果があるのか試してみることにします。
Amazonで金木犀の香りのアロマオイルを購入しました。今日からしばらく寝る前や落ち着いた時間にこのアロマオイルの匂いを嗅ぐことにします。
金木犀の香りと脳の落ち着いた状態が十分にリンクすれば、匂いを嗅ぐことがリラックスのトリガーになるはずです。
しばらく期間がかかるので、この結果は追い追い報告したいと思います。

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