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【主婦勉!】世界の国と首都を覚えたい~アフリカ編④~

さすがアフリカ、国の数が多いだけに、
既に首都を覚えている国を除いても
まだまだ全然あるぜ…

【モーリタニア・イスラム共和国】
首都:ヌアクショット

モーリタニア

国名は、
ギリシャ語で「皮膚の黒い人」と呼ばれた
モール人の呼称に由来。

ヌアクショットとは、
「貝殻に囲まれた井戸」、
もしくは「ラクダ用井戸」という
意味があるんだとか。

マリの「王かカバか」の時も思ったけど、
どうしてこうも全然意味が違うんだ。
あ、あれか!
「橋か箸か」「雨か飴か」みたいなやつか!
(知らんけど。)

モーリタニアと言えば
なんといってもサハラ砂漠。

”サハラ”とは、
そもそもが
「何もない」「砂漠」
などを表す言葉だそうなので、

「サハラ砂漠」という言い方はつまり
「砂漠砂漠」ってことなんだそうだ。
「骨折が折れた」と同じやつですね。
もしくは「今夜はトゥナイト」か。
まぁいい。

サハラ砂漠はとにかくめちゃくちゃ広い。

めちゃくちゃ広いって、
日本と同じか、ちょっと大きいくらい?
とかナメたこと考えて、ほんとすみません。

アメリカ合衆国と同じくらいの広さとか
そんなレベルだそうです。
アフリカ大陸の約1/3を占めるとか?
ほんまかいな。

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砂の数ほど、とは言うけれど、
いくらなんでも多すぎでは…

と、とにかくあまりに巨大なので、
モーリタニアのみならず、
アフリカ北部の10カ国以上に
またがっているんだそうだが、

モーリタニアの首都ヌアクショットは
サハラ砂漠内での最大の都市なんだそうだ。
砂漠の街ー!あるんだ本当に!

そして、砂漠の街でもあるけれど、
私の中でモーリタニアといえばタコだ。
スーパーの鮮魚売り場に行くと、
モーリタニア産のタコをよく見かける。

と思って調べてみたら、
日本で食べられているタコの3割近くが
モーリタニア産らしい。やっぱり。

モーリタニア...だけでなく、
アフリカの人たち...だけでもなく、
世界的にみても、
タコを食べる人たちというか民族は
そんなに多くないようで、

モーリタニアの豊かな海で
タコが獲れることを知った日本人が
モーリタニアの人たちにタコ漁を教えて、
それが輸出されるようになったんだそうだ。
win-winてやつですかね。 

覚え方としては、
「タコをモリでナイスショット!」だな。

"モリ"は勿論、
モーリタニア、の、モリ、です。


【ニジェール共和国】
首都:ニアメ

ニジェール

マリ(首都:バマコ)の右横にある、
フライドチキンみたいな形の国。

首都はニアメなので、
ここは一つ、
「虹と雨」とかでどうでしょう。
我ながら今までで一番手応えあります笑
ニジェールのニジ(虹)、
ニアメのアメ(雨)、です。

国名の由来は国内を流れる
ニジェール川に由来。

ちなみにニジェールの南に位置するのが
ナイジェリア(首都:アブジャ)で、
ここも国名はニジェール川に由来している。

“ニジェール"はフランスから独立、
"ナイジェリア"はイギリスから独立。
語源の"niger"をそれぞれの言語で読むと
そんな感じになるんだろうなぁと。

ニジェールも国土の75%が
サハラ砂漠であると言われている。
砂漠ではない部分も、
特に昨今では気候変動などの影響もあり、
安定的な農業の継続は難しい場所だ。

貧困や食糧不足は治安の悪化を招く。
それは度重なる内戦にも繋がり、
世界最貧困の一つとされている。

そんなニジェール、
資源としてウラン鉱脈や油田がある。
そのウランは、
日本の原発も動かしてきた。

しかしウランはフランス企業に、
油田は中国企業に利権を握られていて、
国民にその恩恵は行き渡らない。
なんという絶望だろうか。

【カメルーン共和国】
首都:ヤウンデ

カメルーン

国名の由来は「エビ」。
カメルーンを最初に訪れたポルトガル人が
エビが多いことに驚き、
この名をつけたんだそうだ。

ヤウンデの意味はわからなかったけど、
覚え方は
「カメルーンちゃうんで」しかない。
ふざけてなんかいません。
いつも本気です。

カメルーンといえば、
2002年の日韓W杯の時に
大分県にある、
人口1,000人にも満たないような小さな村、
中津江村で
カメルーン代表が合宿をして、
話題になった。

こういう交流っていいなと思う。

百聞は一見に如かずじゃないけど、
普段海外の人たちとリアルに交流する機会も
たぶんそんな多くない人たちが、

普通なら交わることもないはずの
他国のスーパースター軍団と
村をあげて交流をしていくって、

自分がこどもだったら、
強烈な体験として記憶に残る気がする。

直接体験したわけじゃない私ですら、
もう20年近くも前の
この話を覚えてるんだから。  

こういう交流の場を作ってあげることは
大人がこどもにしてあげられる
最良のことなんじゃないかという気がする。


【赤道ギニア共和国】
首都:マラボ

赤道ギニア

ギニア共和国(首都:コナクリ)とも、
ギニアビサウ共和国(首都:ビサウ)とも違う
赤道ギニア共和国。 

先程のカメルーンのすぐ下に位置。

赤道と名がつくくらいだからと思って
下の地図を見ると(小さくてすみません)、
通ってない!赤道ギリ通ってないよ!
ギリもう少し南のガボンのとこだよ!

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惜しい!

しかし
全然聞き馴染みのない国だなと思ったら
やはりかなりいわくありげで、 

テオドロ・オビアン・ンゲマ・ムバソゴ
という人が大統領なんだが(2023年現在)
この人、
1979年にクーデターにより
前政権を倒し、
軍事政権を確立。
それ以来ずっと(44年‼︎)
赤道ギニアを牛耳り独裁政権を続けている、
いわゆる独裁者ですね。
副大統領が息子だっつんだから、
もうゴリゴリです。

少し前にこの息子のスーパーカーが
20台以上オークションにかけられたとかで、
ニュースになっていて、
たぶんもう完全にアレですね、
ナントカ息子みたいなやつ。

ガスと石油が出るので、
GDPは先進国並みに高いらしいんだが、
国民の6割近くが、
1日の収入が1ドル以下で暮らしている。

ごく一部の人にしか富が配分されず、
かたやスーパーカー何十台の世界、
かたや大半の人が
1日1ドル以下の最貧層という
完全に政治が機能していない国のように思える。

一応補足しとくと、
このスーパーカーの収益金は
最貧相の人たちに活用されるそうだけど、
いや、だったらスーパーカーとか買わずに
はじめからそのお金を
国や国民の為に使えば?などと思ってしまうのは
私が政治素人だからなんだろうか…
もしくはオークション素人だから…?

あとこの国の特徴としては
この国、主要な5つの島と大陸の地域で
構成されているんだけれど、
首都が大陸側ではなく島にある。

これはとても珍しいことで、
世界的にみてもそういうところは
こことデンマークだけだそうだ。

覚え方...?
赤道の下で陽気にマラカスでも振ってる独裁者を
イメージで叩き込むかなぁ...
覚えられる自信が無い…