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【主婦勉!】JRAのCMでもやもやしたくない~G1@京都競馬場②~

京都競馬場
続いていきます。あと4つ。

【10月】秋華賞

コース:芝
距離:2000m
年齢:3歳、牝
一等賞金:1億
2021年開催日:10月17日(日)@阪神

”秋華”という麗しい名前からも
なんとなく想像出来る通り
牝馬限定(かつ3歳限定)のレース。

3歳牝馬限定といえば、
阪神の桜花賞、東京のオークス、
京都の秋華賞の3つで
「牝馬三冠」と呼ばれている。
その最後のレースだ。
桜花、オークスを連覇した馬がいる年は
それはそれは盛り上げるんだろう。

と思って調べたら、
過去これを達成した馬
(エリザベス女王杯時代含め)は
全部で6頭。

しかも
2018年アーモンドアイ、
2020年はデアリングタクトと
ここ数年続いている。

”それはそれは盛り上がる”などと
書いたものの、
全然その盛り上がりを感じてなかったな…

そして私が最近知った
ジェンティルドンナとアパパネも
三冠を達成している。すごい。

1996年と比較的最近創設されたレースで、
それまではエリザベス女王杯が
牝馬三冠の最終戦とされていたのだが、
1995年に3歳以上馬もOKになったため、
それに代わるレースとして新設された。

秋華を走った後に、
翌月開催のエリザベス女王杯に出走する馬も
たくさんいるそうなので、
”今がド旬の若き女子VS百戦錬磨の熟女”
というなかなか目が離せない戦いの
その”今がド旬な若い女子”馬を決める戦い、
的な意味合いも勝手に感じている。

そして、年齢に限らず
牝馬限定のG1レース(全部で6つ)で、
2000mという距離は
この秋華賞のみである。

【10月】菊花賞

コース:芝
距離:3000m
年齢:3歳
1等賞金:1億2000万
2021年開催日:10月24日(日)@阪神

「クラシック三冠」、
皐月賞、日本ダービー、菊花賞の、
ラストを飾るレース。

これも皐月、日本ダービーを
連覇した馬が出走する年は大興奮だろうね。
と思って調べたら、
こちらは8頭。

てかこっちも
2020年にコントレイルが達成してて、
(その前が2011年オルフェ―ブルなんで
実に9年ぶり!)
去年は牝馬三冠、クラシック三冠、
いずれも達成していたんだな。すごいな。
全然そんな風を感じなかったんだけどな。
家で走り回る4歳児しか見えてなかったわ。

ちなみにコントレイルは
お父さんがディープインパクトだそうで
そのディープインパクトも2005年に
三冠達成しているので、
史上初父子無敗の三冠だったそうだ。
おめでとうございまーす。

という訳で菊花賞だが、
3歳馬が出走できるレースのうち、
菊花賞より早い時期に3000m以上を
走るレースはJRAには存在しないらしい。

なので、すべての出走馬にとって、
まさに”未知の世界”であり、
スピードと身体的なタフさに加え
初めての世界と対峙出来る
精神的なタフさも必要とされることから
菊花賞は
「最も強い馬が勝つ」と言われている。

3000m以上のレースは
G1でも、この菊花賞と
天皇賞春(3200m、4歳以上)のみ。

馬ってどこまで自分が走るレースのこと
わかってるんだろう?
頭が良い動物だというのは知っているけど、
走ってる途中から
「あれ?これまだ走るパターンのやつ!?」
ってなったりしないんだろうか。

って、まぁそうならないように
日々訓練してるんでしょうけど…。

今まではスタート直後に
”淀の坂”と言われる坂が存在し、
そこを2度通過する必要があったそうで、
そんなこともあって「最も強い馬」と
言われたようだけれど、
改装後はどうなるんだろうね。
まぁ勾配は必ずあるんでしょうけど。
コース変わっちゃったりすると
また違ってきそうね。

【11月】エリザベス女王杯

コース:芝
距離:2200m
年齢:3歳以上、牝
1等賞金:1億500万
2021年開催日:11月14日(日)

かつて京都芝2400mとして
開催されていた、
3歳牝馬限定の「ビクトリアカップ」が
前身であったが、
1975年にエリザベス女王が来日した
ことを記念して
1976年から「エリザベス女王杯」として一新。

1996年に牝馬競争体系が
見直されたことを機に、
先に書いた秋華賞が新設され、
今の形に落ち着いた。

さきほどの秋華賞でも書いたけれど、
”今がド旬の若き女子&百戦錬磨の熟女”たちが、
”女王”の座をかけて繰り広げるレース、と
私は理解しておこうと思う。

と思ったけれど、
じゃあ三冠獲った
アーモンドアイとかデアリングタクトは
エリザベス女王杯出たのかというと
別に出ているわけでもなく、
あれれ?
そこまで気張った戦いという訳でも
ないのかしら。

女王の名で言うと、
5月に東京で開催されるG1レース
「ヴィクトリアマイル」は、
4歳以上馬による1600mレース。
”春の熟女短距離走=ヴィクトリアマイル"
”秋のバチバチ中距離走=エリザベス女王杯”
として覚えようとおもう。

【11月】マイルチャンピオンズカップ

コース:芝
距離:1600m
年齢:3歳以上
1等賞金:1億3000万
2021年開催日:11月21日(日)@阪神

さぁいよいよラスト!

マイルチャンピオンと銘打つからには、
1600m王を決めるということなんでしょう。

3歳以上馬にとっての
春マイル王→安田記念
秋マイル王→マイルチャンピオンシップ
って感じかしらね。

全部で24あるG1の中で、
一番多いのがマイル戦で8つ。
これは全体の1/3である。

シーズン問わず、
また年齢もあらゆる範囲に及び、
牝限定も3つ(桜花、ビク、阪神)と
かなり均等にレースとして
散りばめられている印象。

その前後の1200~2000mを入れると、
その数16レースと、もう全体の2/3で
(ダート戦も含む)、
たぶんこの1600という距離は、
短距離得意な馬は、少しスタミナを、
中距離得意な馬は、少しスピードを増せば
勝負出来る、多くの馬にとって
比較的走りやすい距離なんだろう。

また日本の馬はスピード重視な所が
あるそうなので、
そういう意味でも1600というのは
使い勝手がよさそうな気がする。

という訳で、
今回めちゃくちゃ駆け足でしたが
(馬だけに。とか言いたい笑)
全部で24レース見てきました。

ダートとかマイルとか、
牝限定とか三冠馬とか、
今までよくわからなかったことも
理解できるようになって、
やっぱり全然知らない世界を知ることは
本当に楽しい。

とりあえず深夜にやってる
競馬番組あたりを
少しずつ見るようにしてみようかな。

というか、あれ!
この前フェブラリーステークスだったんじゃん!
全然忘れてた!笑
ダートですよダート!ダートで1600!
と思って動画みたら、
ほんとだー!はじめちょっとだけ芝だ!

↓この走り終えた後のダートについた
馬の足跡がすごくポップでいいね。
規則性があって、水玉模様みたいで
オシャレです。芝じゃこれは見れないから
ダートならではのアートですな。

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という訳で、とりあえず一通り調べたところで、
次回は自分なりにまとめたいと思います。


※競馬について何も知らない主婦が
ふんわり調べた情報ですので、
足りない部分や間違ってるところも
あるかもしれません。
おおよそざっくりこんな感じという認識で
ご勘弁ください…