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西洋画の美少年たち

ごきげんよう。

突然ですが、おすすめの絵画を紹介します。最近西洋画にハマりだしたところですが、心広くゆるゆると読んでください。

それでは早速いってみませう!

※たまに美少年愛が溢れてるのでご注意ください。


1.ジョン・エヴァレット・ミレイ「ロンドン塔の王子たち」

描かれているのは、イングランド王子のエドワード5世と、その弟リチャード。
エドワード5世は、1483年に父、イングランド王エドワード4世が崩御すると、帝位についた。しかし、議会は二人をエドワード4世の庶子とし、王位継承権を剝奪、エドワード5世に代わって即位したリチャード3世によってロンドン塔内に幽閉された。
1483年夏頃までは彼らの姿を見かけるものもあったが、その後次第に姿を見ることは少なくなり、1484年には暗殺されたものと思われている。
Souce:エドワード5世 (イングランド王) - Wikipedia

エドワードお兄ちゃんの凛としながらも緊張感漂う表情と、明らかに不安そうな弟リチャード君に助けてあげたいという覆いが募るものの、過去への無力感を感じずにはいられない一作。

いや、当時に生きててもどうしようもないけども。

っていうか美形すぎる。理知的な美少年の兄と、愛らしい弟。
手を繋いでるのもかわいい。一緒に繋いでるんじゃなくて、弟リチャードが、兄ちゃんの手を掴んでるかわああ。手って良い。「兄ちゃん、僕を置いてどっかに行かないでね」感。

誰がこんなかあいい子たちを殺したんだー!!
許せん。許せん!俺がそいつを殺す!!


2.ジェームズ・サント「ローブをまとった学生」

「一般子女教育の奨励のために、数多く描かれた「学ぶ少年たち」の主題の一作例。少年は分かりやすいポーズで本を手にし、理知的な顔つきで描かれている。
なお、同主題では長い間ほぼ少年だけが描かれてきたが、19世紀後半の女性地位向上運動の萌芽をうけて、ジェームズ・サントは学ぶ少女像も描いている。」
Souce:芸術新潮 | 新潮社

髪の色合い、描き方と肌の質感が大変美しい。肌、ふにって触りたい。髪さらって撫でたい。

何言ってんねん。……友人が読んだら引きそう。

完全に惚れました。ジェームズ・サントの絵に。他の絵も素敵です。「幼児サミュエル」とか「デュエット」とか、是非見てみてください。
Cf:https://www.meisterdrucke.jp/artist/James-Sant.html

それにしても憎いまでの優等生だな。
同じ学校やったら授業中見惚れしまって成績下がるわ。

いや、習熟度別授業の可能性あるぞ。
それなら何としても一緒のクラスで勉強したい!
成績上がるわ。

って考査前にこんな記事書いてたら成績下がるわ!


3.トマ・クチュール「シャボン玉」

「少年アレゴリー画の代表例である「シャボン玉で遊ぶ少年」をモチーフとした作例。宙に浮かぶシャボン玉をぼんやりと見つめる少年は非常に端正な美しい容貌を見せているが、しかしその美しさはあと少し経てば失われるのだ、という意味になる。
消えたばかりの蠟燭や花、割れやすいガラス器などのモチーフが用いられることも多い。」
Souce:芸術新潮 | 新潮社

憂いの眼と唇が美しすぎませんか。
襟の折れてる感じとか、だらっとした腕からして案外、だるいなーとしか考えていない気もするのがまた良いなあ。

あと、服のしわ!繊細で素晴らしいです。なんか、服と言い、座り方と言い、髪型と言い、反抗期の良いとこの子って感じがする。息子にしたい。

ってか室内でシャボン玉すな!



というわけで、3作品ご紹介しましたが、気に入ったものはありましたか?
次は少年合唱団Liberaの魅力を語りたい!

おすすめの絵画があれば是非コメントに書いてください!(わくわく


それではまた!

「我々の魂の中にある文藝を放棄してはならぬ」での記事はこちらから。
内容がちょっと違います。是非読んでください!!
https://indian-summer.hatenadiary.com/entry/2022/02/27/215821


アイス食べたいです!!!