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子どもの自学自習力を育てる学習プラットフォームmahoroba


こんにちは、Rejoui取締役の見並です。
Rejouiでは、教育事業の新サービス「mahoroba(まほろば)」をリリースしました。mahorobaは「学びの理想郷」をコンセプトに、オンライン上で子どもの自立学習を支援するプラットフォームサービスです。まずはβ版として、オンライン自習室などの機能を無料公開しています。
今日はこのサービスの簡単な紹介と、Rejouiが教育分野で目指す姿について語らせていただきます。

mahorobaβ版ってどんなサービス?

β版では、小学生を対象に機能を無料公開しています。会員登録をすると、子どもたちは仮想空間上のクラスに入学することができます。クラスごとに決められた自習ルームでは、Zoomを使ったオンライン自習室が設置されており、そこで仲間とともに自主課題に取り組むことができます。

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「誰かの目がある」と「一緒に頑張る」のW刺激効果

教育用語で「リビング効果」という言葉があります。文字通り、リビング(居間)で学習することを指し、主に学習習慣が定着していない低年齢の子どもたちが、保護者の目が行き届く環境下で緊張感をもって勉強することによって勉強の習慣化につながるとされています。
mahorobaではこの効果を応用し、いつもの友達とは違う相手に見守られながら同じ空間で自主学習することで、緊張感を持ちながら勉強の習慣を身につけてもらう仕掛けを取り入れています。さらに、頑張る仲間の姿をみて自分も頑張る。親の指示によって勉強するのではなく、子どもが自分の意思決定によって努力する経験ができる場所を目指しています。

オンライン学習の浸透と期待

コロナ禍の一斉休校によって話題となったオンライン学習。家庭学習を確立する手段の一つとして、取り入れる家庭も増えているようです。

子どもがいる親世代に聞いた!休校中、学校以外の学びの対策の第1位は「オンライン学習」(イー・ラーニング研究所)

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記事にあるように、学校以外の学習手段としてオンライン学習は選択肢として存在感を高めています。またこの調査によると、求められるオンライン学習の傾向として、「面白く学べる」「苦手克服できる」などコンテンツが与える学習効果への期待が上がっています。

大切なのは子どもの「自学自習力」

一方でオンラインに限らず、学習において環境やコンテンツの質以上に大切なことがあります。それは、子ども自身の「自学自習力」です。自ら学ぶ力という意味で、正しい情報から知識を得て、自分の考えを持つことが重要であるという考え方も意味します。
今は調べれば、わからないことのほとんどの答えが見つかる時代ですので、検索を駆使して様々なことを知っている子どもも多くいるでしょう。ですが社会に出ると、正解のない問題に取り組む機会が増え、自分の考えや判断指針を持つことが求められます。この力は検索技術だけでは身につけることができず、しかも大人になってからいきなり備わるわけでもありません。子どもの頃から、正しい情報は何か?自分はそれについてどう考えるのか?こうした思考習慣を通じて鍛えられるものです。

mahorobaの今後の展望

mahorobaでは、子どもたちが集中して学習できる環境の提供と同時に、自学自習力を育てる学びのプラットフォームとして今後も様々なコンテンツを提供したいと考えています。以下は今後開発予定機能の一部です。

☆学年にとらわれない多様なクラスの企画運営
☆学習パートナーのマッチング
☆学習履歴に応じたインセンティブの付与
☆学習者の興味関心分野に合わせた学習コンテンツの提供
☆学習者の習熟度に応じた学習コンテンツのレコメンド


Rejouiが創業以来掲げているミッション「すべての人の自己実現を支援する」。この要となる教育領域においては、これからの未来を担う子どもたちの教育レベルの向上、データサイエンス教育の浸透なども視野にいれて取り組んでまいります。

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